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大阪天満宮の流鏑馬神事

的を矢で射るのではなく、半弓で杉板の的を打ち破る

10月25日(金)、大阪天満宮の秋大祭である流鏑馬神事に奉仕のお手伝いにいった。

室町時代の狩装束に身を包んだ騎手が、表大門から大川までの約400mを駆け抜けながら、3つの的を順に半弓で打ち破る。まちなかなので、矢を射るのではなく、半弓で的を打ち破るのだ。
まあまあのスピードで馬が駆けていき、裃姿の騎手が的を打ち破るたび、パーン!と大きな音がして、杉板の的が砕け散る。

破片は、小さく砕いて財布に入れておくとお金が貯まるのだとか。お金が貯まるのかもしれないが、きっと、もともとは厄除けでしょうな。

砕け散った杉板の破片。細かく砕いて財布に入れておくと、お金が貯まるといわれている

奉仕を終えて法被を返すと、1升瓶で御神酒をいただいた。

大阪天満宮の流鏑馬神事を拝見するのは初めてだが、颯爽と駆ける馬と的を打ち破るパーン!という大きな音が、なかなかの迫力ですわ。
ええもん見させてもらいました。
諸事情で氏子青年会の法被を着て、ご奉仕させてもらいました。

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