#238 うつ病発症107~109日目・発症後383日目 ~感染者を受け入れる社会~
今日は久しぶりに10時間も眠ることができました。午前0時~10時まで寝ていました(笑)。よほど疲れていたのでしょう。おかげで,回復が進んだような気がします。
今日は,コロナ騒動について少し考えてみました。ここ数日,東京都をはじめ,各地の感染者数が増加傾向にあります(詳細はこちら)。マスコミは,連日感染者数の増加を取り上げ,いつものように,視聴者の不安を煽りまくっています。
感染者数の増加度合いに比べて,重傷者や死者数が増加していないので,マスコミが煽るほど悲観する必要は全くないと思っているのですが,僕が心配しているのは,感染を乗り越えた方々の社会復帰です。
当たり前ですが,感染した方も,いずれ社会復帰します。重症化された方も,一命を取り留めて回復すれば(陰性反応が出れば),感染前のように働き始めるわけです。
ところが,マスコミは,後遺症なんかも取り上げて(しかも,「後遺症だけ」というのがあるらしく,そしてそして,「後遺症」の症状がめまいや動悸らしいのです。僕は医学的に完全に素人ですが,こんな症状は,世間が騒ぎ立てすぎていることが原因で,メンタル面の問題を抱えてしまい,その結果として現れたものと思えて仕方ありません),完治した後もコロナ感染の影響が続くと報道しています。
こんなマスコミを真に受ける人たちばかりだと,どうなるでしょうか。
僕は,せっかく頑張って感染症を乗り越えたのに,社会復帰が難しくなる気がしてなりません。何の落ち度もなく新型コロナウイルスに感染した結果,周囲から病原菌のように扱われるような未来が見えて仕方ないのです。
日本人は特に,「均質性」「同一性」を重んじていて,自分たちと違う存在を排除する傾向にあります。残念ながら,僕にもそういう傾向があると思います(修正していきたいですが)。
「新型コロナウイルスに感染した」という「自分たちと違う存在」・「自分たちに害を与える存在」を,日本人は排除しようとする可能性が非常に高いと思います。
連日マスコミが感染による不安を煽り,その煽りを真に受けて,マスコミの煽りに加担している人たちもたくさんいます。しかし,そんな煽りが自分に返ってくることが怖くないのでしょうか。
自分も加担して,新型コロナウイルスによる危険性・不安を煽った結果,自分が新型コロナウイルスに感染したら,どんな気持ちになるのでしょう。おそらく,過去の自分が,感染後の自分を苦しめるでしょう。「あれだけ危険なウイルスに自分が感染してしまった」という悲観的な思いに襲われ,新型コロナウイルスの影響よりも,メンタル面への影響が大きくなりそうです。
自分が不安を煽れば煽るほど,実際に自分が感染したときに,自分を苦しめてしまうのです。
いわば「ブーメラン」というやつです。自分の言動が,最終的に自分に突き刺さり,言い逃れできなくなって苦しんでしまうということです。
こういう「ブーメラン」は,犯罪の場面でも同じだと思います。自分が加害者になることを想像できないというやつです。
そもそも,法律というのは,当たり前ですが,被害者だけでなく加害者にも,同じように適用されます。僕は,前々から,「法律は被害者にも加害者にも適用される」という視点が大事だと思っています。
最近は,被害者側の論調が大きく取り上げられ,特に交通事故や性犯罪の分野で,厳罰化が進んでいます。それと,公訴時効が大幅に延長されたことも,被害者側の視点に立った厳罰化の一種だと思います。
このように,被害者側の主張が大きく法律に取り入れられていますが,仮に,被害者として厳罰化を求め,実現した法律に関し,次は自分が加害者として適用を受けることになったとしたら,それはまさに「ブーメラン」です。「ブーメラン」という言葉で片付けられるものではありません。「悲劇」でしょう。
例えば,交通事故の被害者として,厳罰化を求めていたところ,その厳罰化が実現し,なおかつ,交通事故事件の公訴時効の延長も実現されたとします。その後,自分が,公訴時効が延長されなかったら事件化されなかったであろう交通事故事件(ひき逃げ)で立件され,本当は無実なのに,有罪となり,厳罰化後の法律で有罪判決を受けたとしたら,それは悲劇です。
もちろん,↑の例だと冤罪が生まれてしまうことにそもそも問題があるのですが,厳罰化を求める方々に,加害者側の視点がどれだけあるのでしょう。実際に被害にあわれた方は,厳罰化に傾ける思いも強いし,被害にあったからこそ,加害者の視点にも想像をめぐらせることもできると思います。
しかしながら,実際に被害にあったこともなく,いわば「他人事」として,厳罰化を考える人たちに,被害者側と加害者側双方の視点が,どれだけ備わっているのでしょう。「かわいそうな被害者」ばかりがクローズアップされますから,その意見に流されやすくなってしまうのはよくわかりますが,厳罰化された法律は,自分にも適用されるのです。その視点を持ってほしい。
僕は弁護士として,法律が被害者だけでなく加害者にも適用されることを日々痛感していますが,被害者視点の厳罰化にも,排除傾向が見え隠れしていると思います。「犯罪をするような悪い奴には厳罰を課して,社会からなるべく排除するべきだ」という思想です。
でも,いくら排除したって,必ずいつかは社会に復帰しなきゃいけないのです。排除傾向は,そんなとき,大きな壁となって立ちはだかります。社会復帰しようと思っているのに,一度の失敗で排除されてしまうのなら,社会復帰したくなくなります。
失敗してしまった人たちにも優しい世界に,僕はなってほしいのです。
前置きはこれくらいにして,今日もうつ病の経過を記録していきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)
【過去のこと・思い出したこと(発症107~109日目)】
このブログでこれまでの経緯を結構きれいにまとめられたと思っているので,ご覧くださるとうれしいです
さて,昨日からの続きです。
・10月24日㈭:この日で,実家療養を終えて一人暮らしを再スタートさせて28日目です(9月27日~)。この日も睡眠時間がスマホに記録されていませんが(10月は一切睡眠時間の記録がありません),前の晩の寝つきは悪かったようで,眠剤を服用しています。そして,前の晩に彼女とSkypeして,かなりメンヘラな会話をしているようです(#でましたメンヘラ彼氏)。自分でメンヘラ話をして,彼女をメンヘラに巻き込んだあげく,自分の寝つきも悪くなっているという,おめでたいやつです(#かわいそうなやつです#同情してあげてください)。眠りが悪かったので調子を大きく崩しており,午後7時14分になってようやく外出しています。晩ごはんを調達しただけで,すぐに帰宅しています。ただ,昼寝はできているようです。夜の睡眠不足を昼寝で補充するという生活で,107日経過しても,まだまだ調子悪そうです。
・10月25日㈮:この日も寝つきが悪かったようです。昨日に引き続き眠剤を服用しています。前日から雨風が強かったようなので,この低気圧が原因で調子を崩したのかもしれません。眠剤を飲んだ日は調子が悪く,この日も,午前10時頃まで眠れていますが,調子は悪かったようです。行動開始は遅く,午後2時に昼ごはんを調達しに外出した後,午後5時41分に夕ご飯を調達しに出かけています。
・10月26日㈯:この日は,寝つきは悪かったようですが,眠剤を飲まずに眠れたようで,喜んでいます(#おめでたいやつなので一喜一憂しています)。3日連続の眠剤服用はなんとか避けることができました。この日は,午後2時48分から,事務所に顔を出しています。弁護士会費の免除申請書か,もしくは,傷病手当の申請書か,何かしらの書面を作成する作業をするためだったと思います。その後,午後4時から,仕事終わりの同僚と飲みに行っています。久しぶりの交流を楽しんだようで,午後4時~8時8分まで飲んでいます(#まだまだメンヘラをこじらせていた僕との飲みに付き合ってくれてありがとう)。
→今日はここまで
【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症383日目)】
・今日できた仕事・勉強
今日は休みでした。今日は図書館に本を借りに行きましたが,読んではいません!
・仕事・勉強以外に今日やったこと
歯医者に行きました。歯周病の検査をしたのですが,検査の途中で,上の親知らず両方に虫歯が見つかり(でも全然痛くない),抜歯するかどうかの判断を求められましたが,とりあえず保留にしました。ゆっくり考えて結論出します。
仕事していると,その場で即決する人が多いような気がします。当たり前ですが,何日か間を空けて決断をだしていいのです。日本人は,相手に気を使って,その場で「まあいいや」と思って決断を出しがちですが,責任やリスクをとるのは自分です。本当に必要かどうか,ゆっくり考えていいのです。「相手に気を使わずに,自分のこととしてゆっくり考える」。このことをわきまえていれば紛争にならなかった事件も,たくさんあるような気がします。
【今日のうつ病】
昨晩は午前0時頃に布団に入りました。少し寝付きが悪かったのでマッサージ機を首にあてたら,すぐに寝付くことができました。朝は,午前10時頃に目が覚めました。これだけ長時間眠れたのは久しぶりです。おかげで回復が進んだと思います。朝からバーピージャンプ20秒×1回もできました。よかった。とはいえ,これだけ眠れた割には,さほど頭がスッキリしていないので,まあぼちぼちといった感じです。
今日もブログ書けてよかった!
それではまた明日!
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