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苦しむのが当たり前の世界で苦しまずに生きる
【 自己紹介 】
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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。
【 今日のトピック:苦しいのが当たり前 】
唐突ですが、日本人は、普通に生きるだけで苦しみます。
かなりショッキングに始めましたが、先ほど、Twitterを見ていたら、こんなTweetが流れてきました。
4/18日経「日本企業の「偽りの優しさ」」アジア太平洋14カ国・地域のなかで、日本のサラリーマンは、「いまの会社で頑張る」も「転職して頑張る」も最下位。だったらどうしたいんですかね。 pic.twitter.com/cd84O13oRe
— 橘 玲 (@ak_tch) April 18, 2022
日本の社会人は、今の会社で頑張るのもツラいし、転職するのもイヤなんです。
「だったらどうしたいんですかね」で橘玲さんは締めくくっていますが、「今の会社で頑張るのもツラいし、転職もイヤ」というのは、日本人にとって、結構当たり前の感覚ではないでしょうか?
不思議な話です。「だったらどうしたいんですかね」、ホントに。
まあ、橘玲さんが「だったらどうしたいんですかね」で思考停止しているはずもなく、どうやら、↓の本で、「今の会社で頑張るのもツラいし、転職もイヤ」という日本人の不条理について解説してくれているようです。
まだ僕も、この本は読めていないので、早く読もうと思います。
ただ、こんな「不条理な苦しみ」は、回避したほうが絶対にイイはずです。
わざわざ、自分で自分を苦しめる必要はありません。
↑のようなデータが出ているということは、日本では、普通に生きているだけで、「今の会社はツラいし、転職もイヤ」という状態に追い込まれるわけですから、その対策を練っておく必要があります。
ただ、その「対策」は簡単じゃありません。だって、「普通」から外れるわけですから。
多くの人は、そんな対策なんてとりません。普通に生きて、普通に苦しんだほうが「ラク」だからです。
そして、僕が着目したいのは、この「普通」についてですが、日本人は、とにかく「普通」でいることを好みます。
つまり、「みんなそうなら、わたしもそうしておきたい」と考えます。それが、日本の文化です。
マスクもそうです。僕も、マスクなんか装着したくありませんが、ここまで、マスク装着が大多数だと、マスクしない選択肢をとれません。
僕は、「みんなそうなら、わたしもそうしておきたい」に与しないんですが、しかし、「みんなそうなら、わたしもそうしておきたい」と思っている人があまりにも多すぎるので、自分が「みんな」と違う行動をとるのが、あまりにも目立ってしまいます。
今だって、マスク着用は法的な義務ではなく、要請でしかありません。最終判断は、各自に任されています。
しかし、従業員全員がマスク着用している中で、自分だけマスクせずにいられますか?かなり厳しいですよ。
いくら、アメリカ生まれアメリカ育ちでも、こんな環境にいたら、他の人たちに合わせざるを得ません。だって、「みんな」と違うことが異常に見えるからです。
「みんな」と違うことが異常に見えるのが日本社会です。僕だって、別に異常に見られたいわけではありません。
多数派と少数派が混在することを認める社会では、こんなこと起きません。日本では、多数派と少数派は混在せず、どちらか一色に染まることが求められます。
まあ、いわば、文化的にファシズムです。少数派を認めないのは、まさに「全体主義」で「ファシズム」です。
ドイツと違うのは、独裁者が存在しないことです。政治的に、圧倒的な独裁者は日本に現れませんが(戦時中も、全く独裁できていません。)、文化的には、いつだって、「みんな」・「世間」・「空気」を独裁者とするファシズムです。
こんな日本社会で生きていると、「みんな」が「普通に」苦しんでいる社会で、「みんな」と違って苦しみから逃れるのは、少数派ではなく「異常者」の烙印を押されてしまいます。
「少数派も認める」のではなく、「異常者を排除する」という社会ですから、「みんな」が苦しむのなら自分も苦しむほかないんです。
ああ、悲しい世界です。
しかし、僕は、異常者でもいいから、苦しみたくありません。異常者でも、最低限生きていくことはできるからです。
「異常」だからといって、犯罪者でなければ、自由は奪われません。
ただ、「異常者」だと、仕事ができないかもしれませんね。
しかし、今は、インターネットがあります。インターネットを使えば、日本に点在する「異常者」を、検索して集めることができます。
つい最近見た探偵ナイトスクープでも、インターネットの力で、「換気扇マニア」の男の子が、「換気扇マニア」のおじさんと出会うことができてました。
こういう風に、インターネットって、世界中の人々と文字通り繋がれるので、自分と同じような「異常者」を見つけて囲い込むことができます。
そうすると、異常者は、異常者同士でつるむようになります。
「異常者」とは、「普通ではない人」、今日のテーマで言えば、「苦しまずに生きている人」です。
苦しまずに生きている人は、自分と同じように、苦しまずに生きている人たちとつるむようになり、苦しんで生きている人たちは、どんどん取り残されていきます。
世の中には、苦しまずに生きることができている人たち(苦しんでいる人たちにとっての「異常者」)が、コミュニティを作って、楽しく暮らしているのに、それも知らずに、日々苦しみ続けてしまいます。
でも、これはどうしようもありません。インターネットの世界では、こういった「分断」は不可避です。
僕は、「普通に苦しんで生きる」に与したくありません。苦しいと、うつ病になっちゃうからです。うつ病はあまりにも苦しすぎるので耐えられません。
普通に生きて普通に苦しむのではなく、異常に生きて苦しまないで済むようにします。
その結果、僕は、「分断」を推し進めることになりますが、やむを得ません。苦しみから逃れる以上に、僕にとって大切なことはありませんから。
それではまた明日!・・・↓
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