交通事故の被害にあった場合に弁護士の僕ならどうするか-1(事故当日)
【 自己紹介 】
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このブログでは、弁護士である僕が、もし仮に自分が紛争・トラブルの「当事者」となった場合に、「自分だったこうするだろうな」ということをお伝えしてしています。
僕自身、これまでの人生で大きな紛争・トラブルの当事者となったことがなく、今この瞬間、紛争・トラブルに直面されている方の苦しみや不安を代弁できるような立場にはないのかもしれません。
ただ、自分が紛争の当事者となった際の対処法を弁護士目線でお伝えできれば、それが、ご覧になった皆様のお役に立てるかもしれないと考えています。
あくまで、「僕だったらこうするだろうな」ということですから、ご覧になっている方々に必ずしも当てはまらないとは思いますが、僕のやり方をヒントに、自分なりに応用していただけたら、とても嬉しいです。
ご覧になっている皆様のお顔も名前も残念ながら知ることができませんが、アクセスしてくださり、ありがとうございます。本当に励みになっています。
【 今日のトピック:交通事故 】
今日からテーマを変えて、交通事故について書いていこうと思います。
さて、「交通事故」といっても千差万別です。
自分が交通事故の被害者になることもありますし、自分の過失で交通事故を起こしてしまって加害者になることもあります。
歩行者と自動車の交通事故もあれば、自動車同士の事故もありますし、自動車とバイク、自動車と自転車、はたまた、自転車とバイクや、自転車と歩行者の事故もあり得ます。
こう書いていくと、交通事故のカテゴリーって、無限に広がっていきます。
こういったあらゆる交通事故を網羅的に書き連ねることは、僕1人では時間がいくらあっても足りません。
そこで、今回は、よくある事故類型の1つである「追突」を想定してお話しようと思います。
「追突」については説明するまでもないと思いますが、自動車に乗っていたら、後ろから自動車がぶつかってきたのが「追突」です。
この「追突」は、僕の弁護士としての経験上、結構よくあります。
今回の設定では、赤信号で停車していたら、後方から自動車が赤信号にも前の自動車にも気づかず、自分の自動車に衝突してきた、としましょう。
さて、ストーリーはこうです。
僕(31歳男性)は、仕事を終えて、いつもの道を自家用車で帰宅していました。
毎日通勤で使っている道路ですから、慣れたもんです。
この通勤路には、いくつか信号機付きの交差点があるのですが、そのうち1つが、結構待ち時間が長いんです。
大きな国道を渡るための交差点で、僕は直進して通勤しているのですが、国道のほうが青信号になっている時間が長く、いつも赤信号をくらってしまいます。
今日もこの交差点で赤信号にぶち当たってしまいました。時刻は午後6時30分頃、日付は6月10日です。
梅雨の晴れ間で、この日は良い天気でした。日の入りもだいぶ遅く、午後6時30分でも、かなり明るかったです。
赤信号でいつものように停車していました。
「早く青信号に変わらないかなあ」と、なかなか変わらない赤信号を見つめていたら、突然、大きな衝撃に襲われました。
シートが大きく前に動き、それによって自分の身体が前に持っていかれる感覚がありました。ハンドルと身体がぶつかることはありませんでしたが大きく身体が揺れました。
驚いて後ろを振り返ると、普通では考えられないほど近くに、自動車が停車しているのが見えました。衝突しているに違いないほど自動車が近くにいました。
信号は青信号に変わっていましたが、自動車を発進させられるはずもなく、衝突の状況を確認するために、周囲の状況に注意して自動車を降りました。
他の自動車は、僕の自動車と追突した自動車を避けて、青信号になった交差点に進行していました。
自動車から降りることができたということは、目に見えるケガを負っているわけではありませんでした。歩ける状態でもありました。
自動車を降りて後ろに向かうと、かけがえのない僕の自動車に、見ず知らずの自動車が衝突していました。
衝突した自動車の運転手も、自動車から降りて、衝突した2台の自動車を見ていました。
僕の自動車は、新車で購入したばかりの最新式プリウスで、相手の自動車はヤリスクロスで、これも新しそうでした。
自動車の運転手は、僕と同年齢くらい(30歳前後)に見える男性でした。
さて、今日はこれくらいにします。
それではまた明日!・・・↓
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