#365 ひたすらブログ続けよう:Think clearlyを読んで
どうも,こんにちは。
古田博大(ふるたひろまさ)です。
このブログを初めてご覧になる方は,はじめまして。
いつもご覧くださっている皆様,いつもアクセスありがとうございます。
僕は,1990年生まれで現在30歳。2017年1月から弁護士として働き始め,ちょうど2年半が経過した2019年7月10日にうつ病を発症し,それから今日までずっと休職しています。
うつ病発症からしばらくは,眠ったり食べたりすることもままならず,生きることそのものが苦しい時期が続きましたが,長い時間をかけて少しずつ回復することができました。今は,週2日の休みをはさんで毎日出勤練習(慣らし勤務)を繰り返しながら,復職への準備を進めています。
うつ病をきっかけに「自分も何か行動したい!」と思い,2019年12月から,この毎日ブログを始めました。とはいえ,このブログでは,うつ病に関することだけでなく,日々考えたことを自由気ままに書いています。
書きたいことがたくさんあって,文章が長くなってしまうことも多いですが,ブログの負担が大きくなりすぎてうつ病に悪い影響を与えないよう,書き始めてから1時間程度でアップロードすることにしています(#ほぼ毎日時間オーバーしていることはナイショです)
「書きたいがたくさんある」と「1時間でアップする」は両立が難しく,そのため,文章がつながっていなかったり,文章自体がわかりにくかったりと,弊害も多々あるんですが,どうしても「毎日ブログ」を続けたいので,毎日綱渡り状態ですが,アクセスしてくださる皆様のおかげで,今日までなんとか続けることができています(;^_^A
僕のうつ病の経過については↓でまとめています。
それでは,今日も書いてきます!
今日は,「Think clearly」を読んでいました。
この本を知ったのは,オリエンタルラジオ中田敦彦のYouTubeチャンネルで紹介されていたことがきっかけだったと思います。
あまり中田敦彦のYouTube大学は見ませんが,この動画はなんとなく見てみました。おすすめにでも上がってきたのでしょう。
今となってはだいぶ前にアップロードされた動画で,僕が見たのも半年以上前だったと思います。
「世界を広げない!」「限られた自分の世界で生きる!」と中田敦彦が豪語していたことが印象に残っています。
意識高い系の人たちとは相反する発言で,とてもおもしろかったですし,そういった生き方が肯定されていることをとても嬉しく思った記憶があります。
こういったきっかけで「Think clearly」を知り,図書館で予約してから半年以上,やっと僕の手元に巡ってきました。
この「Think clearly」には,ちょくちょくウォーレン・バフェットの話が出てきます。
著者がかなりのバフェット好きなのでしょう。
ウォーレン・バフェットが世界一のお金持ちであったにもかかわらず質素な生活を送っていたことは有名ですが,僕も,この本を読んで,バフェットの生き方に共感しました。
何というか,バフェットをはじめ,カントやダーウィンなどの成功者たちは,とても静かな生活を送っていたようです。
ダーウィンなんかは,ガラパゴス諸島などに赴いて研究材料を集めたことが印象的ですが,材料を集めた後は,自宅で静かに研究に没頭していたそうです。この本にそう書かれていました。
そして,「静かな生活」のほかに,僕が印象に残ったのは,「執着」と「能力の輪」です。
ビルゲイツはプログラミングに「執着」し,バフェットは投資に「執着」した。
こういった「執着」は,自分が他の人たちより少しだけ優れている分野を生み出し,その「少しだけ優れている分野」=「能力の輪」に,ずっと執着し続け,その結果,成功を収めた。
という,著者の分析が載っています。
僕は,この生き方にとても憧れます。
僕も,うつ病を発症してから,自分が静かな生活を望んでいることに気づきました。
毎日読書して,考えたことを言語化して発信する。
行動範囲は,図書館までの徒歩15分圏内で,昼ご飯や夕ご飯は,近くのスーパーやコンビニで調達する。
※セブンミールの日替わり弁当・日替わりおかずセットを覚えた後は,昼ご飯や夕ご飯のメニューも,週1回の外食を除いて,すべてセブンイレブンに外注しています。
朝から図書館に本を借りるついでに散歩して,本を借りたら自宅で一心不乱に読みふけり,昼ご飯も夕ご飯もセブンミールで済ます。
なんの波風もたたない静かな生活ですが,僕はそれにとても満足しています。
セブンミールに任せっきりの食生活は,とても栄養バランスがとれていて,摂取カロリーも適切です。
「コンビニ弁当」と揶揄されかねませんが,セブンミールに任せて以降,大幅な減量に成功し,太り気味だった体型も改善されています。
現代社会の英知のおかげで,僕は,
・安価で栄養バランスのとれた食事に支えられながら,
・無料で本を読み,
・無料で全世界に向けて自分の文章を発信する
という,静かながらも充実した生活を送ることができています。
そして,この「静かな生活」は,「静か」であると同時に「執着」でもあります。
僕は,完全に,この毎日ブログに「執着」しています。
体調が悪くて気乗りしない日もありましたが,今日までの約1年間,続けてきました。
体調が悪くて気乗りしない日も,なぜか,「ブログを書こう」と思ってキーボードに手を乗せると,集中して文章をつづることができました。
不思議な話ですが,これを「執着」と呼ぶのでしょう。
雨が降ろうが風が吹こうが,電気とパソコンとインターネットがあればこのブログは更新できますから,ブログを更新しない理由はそう簡単には見つけられません。
それがますます,僕の「執着」に拍車をかけています。
それと,「能力の輪」というのも,大事なキーワードです。
「能力の輪」の内側で仕事をする。生きる。
僕はまだ経験不足で,「能力の輪」を設定するには時期尚早かもしれませんが,何となく見えてきた気がします。
僕は,本を読んで考え,それを言語化して文章を起こすことは得意です。まさに「能力の輪」の範囲内だと思います。
これに対して,面と向かってズバズバ相手に言葉を投げかけるのは苦手です。
あと,小説を書いたりとか,絵を描いたりとか,芸術面の才能も皆無です(笑)。そんな能力は全然ありません(笑)。
あと,長時間労働も苦手です。夜中まで働くことは僕には不可能です。
毎日睡眠時間を8時間以上確保し,なおかつ,その前にお風呂に入ってクールダウンする時間を2時間,ゆっくり晩御飯を食べてくつろぐ時間が2時間は必要です。
「帰ってすぐ晩ご飯を食べてすぐ寝る!」なんてことはできません。
ゆっくり夜の時間を楽しむ余裕がないと,翌日も元気に仕事することはできません。
ちょっと話を戻しますが,面と向かって「ズバズバ」話すことは苦手ですが,会話が苦手とは思っていません。
むしろ,誰かと楽しく話すのは得意だと思ってます。
弁護士の仕事には「尋問」という花形がありますが,この「尋問」も,結構得意だと思っています。
きとんと聞くべきことを聞けているかどうかは,これからたくさん経験して身につけていく事柄でしょうけど,尋問の際に,堂々と質問して,尋問を受けている証人や当事者の供述を聞いて臨機応変に対応することは,それなりにできていると思っています。
火事場のど根性が,出てくるんです。
直前まで緊張していたのに,いざ始まったら,スッと緊張がとけるんです。
最後の最後に緊張を感じなくなるのは,僕の特徴です。
これは「暴走気質」とも言い換えられるので,「暴走」には気をつけなきゃいけませんが,とはいえ,最後の最後に緊張が消えてしまうことは,大きなメリットだと思っています。
結局,僕は,「Think clearly」を読んで,
・静かな生活
・執着
・能力の輪
という3点にとても共感しました。
基本的には,毎日,いろいろと調べたりして書面を作成して過ごし,夜は遅くとも午後7時には帰宅して,夜の時間を過ごすという「静かな生活」を送りながらも,調べものや書面作成には,「執着」するし,この毎日ブログにも「執着」して,その中で,自分が得意な弁護士の仕事(書面作成や尋問)という「能力の輪」の中で生きていこうと思いました。
「続けることが大事」という,とても当たり前のことが書いてあったのも,とてもうれしかったです。
そもそも,続ければ続けるほど,脱落者が増えていきます。
例えば,僕のブログは,毎回少なくとも3000字以上の分量を提供していますが,まだ1年ぽっちなので,僕くらいのブログは,この世界に無数に存在するでしょう。
でも,この分量で毎日更新し続ける期間が,2年になり,3年になり,10年になり,と長くなればなるほど,僕と同じレベルに達しているブログの数は減っていきます。
続ければ続けるほど,「自分と同じくらい続けられている人」が減っていくのです。その結果,自分の希少性が高まります。
だから,「長く続ける」というのは,ただそれだけで,価値を生み出します。
「Think clearly」では,このことまで言及されていたわけではありませんが,長く続けることの価値を,バフェットやダーウィンを引き合いに出して称賛してくれていたのはとても嬉しく思いました。
最後に,1つ付け加えると,この本の冒頭に「書きながらが一番文章を生み出す」と書いてありました。
この冒頭の「ツカミ」が,僕にとってはバッチリでした。
「書きながらが一番文章」を生み出す」のは,本当にそうです。毎日感じています。
文章を書いているときが一番,文章が頭に思い浮かんでくるんです。
毎日ブログを続けるコツは,毎日パソコンに向かって文章を打ち続けることです。
僕は,半年以上前にこの本を図書館で予約し,やっと貸し出しが巡ってきたんですが,この「ツカミ」部分にめちゃくちゃ共感し,なおかつ,文章もとても読みやすいので,スイスイページが進んでいきます。
まだ,全478ページのうち,150ページほどしか読めていませんが,心からオススメできます。
【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら)
まだまだ僕のうつ病は治っていないので,毎日うつ病の経過を記録しています。
今日までに経過した期間↓
・うつ病発症(2019年7月10日~):510日(1年4か月と21日)
・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):431日(1年2か月と4日)
・午前中の散歩(2019年11月7日~):390日(1年と24日)
・毎日ブログ(2019年12月3日~):364日(11か月と28日)
・出勤練習(2020年3月30日~):246日(8か月と1日)
今日で,出勤練習を始めて8か月と1日です。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,約7か月間出勤練習を積み重ねてきました。
今日は出勤しました。午前9時~午後6時(定時)まで滞在予定です。
昨日のブログでも書きましたが,昨日は活動量が多かったにもかかわらず昼寝による疲労回復ができないまま夜を迎えてしまい,非常にマズい状況で眠りにつくことになりました。
案の定,昨晩は寝つきが悪く,寝苦しい思いをしました。寝つけない場合は耳栓を装着するのですが,昨晩も耳栓を装着しました。そうしたら,ほどなくして寝つけました。
ただ,寝ついた後も,夜中に2度ほど目が覚めた気がします。
そんな今日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),午後11時27分~朝7時16分までの睡眠が記録されています。
僕の体感としては,寝つきも悪かったし,朝早く目が覚めてしまったので,睡眠の質は悪かったという印象なのですが,SleepCycle独自の睡眠品質は89%/100%と良好です。
(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)
寝つきが悪かったのに,結果的に,目を覚ますと良好な睡眠がとれていた,という展開は時折直面します。
・寝つきが悪いのに良好な睡眠
・寝つきが悪くて睡眠不良
この2つを分ける原因は,うつ病発症から1年4か月以上経過した今になっても,皆目見当がつきません。
昨日考えたのは,疲労の蓄積が不眠の症状を引き起こすのはわかったけれども,そもそも,疲労を回復するために睡眠をとっているのだから,素直に安眠してくれよ・・・ということです。
もしかしたら,「寝つきが悪いのに良好な睡眠」は,疲労の蓄積が「寝つきの悪さ」という症状を引き起こすものの,いったん症状を引き起こしたら身体が安心して,その後は素直に疲労回復を求めているのかもしれません。
今日も,昨日に引き続き,素直に,夜の睡眠で疲労回復してほしいです。
今日もブログ書けてよかった!
それではまた明日!・・・↓
昨日のブログ↓
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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから1時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。