今年買ったCDを観ながら振り返る2022年part.1
こんばんは。2022年も年の瀬ですね。
このタイミング、音楽好きなSNS使いは多くの方が年間ベストアルバムを記事にしてるように思いますが、わたしに合ったベストを考えた結果こうなりました。
題して「今年買ったCDを観ながら振り返る2022年」…そのままです、買ったCDを観ながら振り返ることにしようかと思います。写真左側から書いていきますね。
「アダプト」サカナクション
サカナクションの8thアルバム。サカナクションは昨年末より、オンラインライブ→全国ツアー→アルバムリリースという形で作品作りを進めていました。新型コロナによる世間の変化への適応(アダプト)とその応用(アプライ)として制作に取り組んでいった前編となる一枚。前作「834.194」を優しく解いて、コロナ禍にあった自閉とそこからの解放を書き付けた作品かと。
今年はギター岩寺さんのスキャンダルに、ボーカル山口さんの体調不良と、とても波が大きかった一年になったように思います。そのそれぞれとしっかり向き合っていたのは、本人らも言ってましたが、来年以降もバンドとして続けるため。彼らの健やかなライブ復帰を引き続き待っています。
「ROCK'N'ROLL LABORATORY 2」岸田教団&THE 明星ロケッツ
『岸田教団の現代ロック音楽における仮説と実験の研究成果について』ということで、同人作品として制作されたCDです。このCDのための新曲、再録音した過去曲、前作「ロックンロールラボラトリー」からの再収録など、言葉不足を承知で言えば、とても自由にロックミュージックを考える一枚。
買ったきっかけとして、3月に彼らのツアーがあったんですね。メジャーデビュー後のベスト盤を携えてのツアーだったけど、「星空ロジック」という過去作品を軸にした同人作品のベスト+メジャーデビュー以降のベスト…という贅沢な構成で(笑)しかも、過去曲が過去作品となんとなくアレンジが違っていて…ということで調べてみて買いました。上手く言えませんが、2016年ごろを思い浮かべると妙に合点のいく一枚でした。ただ12月30日には新たに再録音の一枚が発売されるということで…これもまた買いそうです(笑)
「kaleido proud fiesta」UNISON SQUARE GARDEN
これはTIGER & BUNNY2のオープニングテーマ。彼らを世に広めたうちの一曲「オリオンをなぞる」。その系譜が新たに更新され、過去曲のテーマを準えながらも超最新のアニメタイアップ曲になっています。
買うきっかけはライブ会場予約限定のボールペンでした。ジェットストリーム、普段使いしてて。ペンにユニゾンの名前が書いてあれば仕事中でも少し自由になれると(笑)ただ手に入ったら、無くすのが怖くてほとんど使えていません…。
ユニゾンは新型コロナの流行後もその時々に合わせたライブを展開していて、今年は4回も福岡での公演が行われました。アーティストのツアーでも正直なところ減っていると感じる地方公演。絶えず行っている彼らを深く信頼しています。
「人間交差点/still changing」RHYMESTER
わたしはこの5月ごろ、講師の仕事をはじめて。自分とは専門の違う生徒さんに話を伝えるということでとにかくてんやわんやしていた日々。そんなある日、急に「余計なお世話だバカヤロウ」を思い出したんですね。
5月の自分はこの講師という仕事へのスタンスを探していました。講師とは言っても、まず知識ってお金と時間があれば本として買えるし、ネットには書いてある。そのHow toには別の担当がいるみたいだし、さらに専門の違う生徒さんというのもあって、とにかく余計なお世話をしようとしてる…と、自分が感じていることに気づいたんですね。
さらに潜ると、せっかくなら生徒さんの今後に役立つようにしたい。けれど僕の引き出しの中をどう伝えればいいんだろう。しかもそれは、ただの余計なお世話になっては意味はなくて。自分の経験を活かしつつ、偉そうにならない、余計なお世話じゃない、ちょうど良い立ち位置はないかな…と考えていました。
この作品にはライブ映像が付いているのでそれを見たり、通勤中にこの曲を聞いたりしながら考えたのは「自分のためか、相手のためか」ということ。自分の無意識にある言いたい、聞かせてやりたいという「自分のため」に気づき、今後に汎用性と選択肢のある「相手のため」を組み合わせられたら…と。「自分のため」を否定せず、相手のため…生徒さんたちの目線で自分の話を分解してみようと。
つまり専門は違うけれど、違うわたしのスタンスを伝えて、生徒さんが持っているそれぞれの意見の肥やしになればいいのかなと思えました。そうすれば自分の持っている引き出しを存分に開けても良いし、それを生徒さんが使うことも使わないことも肯定しつつ、彼らの今後の糧になっていくように思えたのです。
…と当時の連想を思い出しつつ書きました(笑)
曲からはとても離れちゃいましたが、この妄想は「余計なお世話だバカヤロウ」を聴きながらだと考えがうまく進んだのです。今考えると「余計なお世話だバカヤロウ」が入った作品の「POP LIFE」を買えばよかったろうに…と思わなくもないですが。実際、家でこの映像を流しつつ、ひたすらパワーポイント資料を作っていました。この映像にはRHYMESTERメンバー3人の副音声もついてて見応えが(聞き応えが)あります。仕事にあまり関係ないことだと思いつつ、それでもこの部分のすり合わせをしたことで乗り切れた気がします。
思ったより書くのが大変だったので、分割します(笑)気長にお待ちください。
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