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【実体験】地震で緊急停止した新幹線に閉じ込められた話

※ヘッダー画像は停電で真っ暗になった新幹線車内。

2024年8月8日の出来事

19時55〜58分頃

新幹線内で一斉に緊急地震速報のアラートが鳴る。ちょうど新横浜駅を発射しようとした瞬間であった。その直後、車両内の電気が切れ、真っ暗になる。微弱な揺れが車体を揺らすが、驚く乗客は誰一人いない。

20時00分

揺れは収まり、しばらくの間停電状態が続く。運転見合わせの案内が繰り返し放送される。新幹線は扉を閉め切った状態で新横浜駅に止まったまま、動かない。
ニュースを確認する。神奈川県西部で最大震度5弱らしい。そういえば横浜って神奈川県だから、そりゃ止まるわな。思ったよりも揺れなかったのは意外。そして、運転の再開目処は立っていないという車内放送。

飲料、食料ナシ!そして、立ちっぱナシ!

運転見合わせは別に驚かない。だが問題は、どの程度の時間止まるのかだ。足腰が耐えられるのかが問題。

21時20分

ようやく安全確認が完了し、動き出す。長かったじゃないか。
運転再開後、新幹線は鈍行列車よりも遅く、ノロノロと徐行しては停止を繰り返す。震源地に近いエリアを通る為、安全性を考慮した結果である。

22時40分

小田原駅で謎の一時停車。ドアは開かない。空腹による体温低下のため、冷房が寒い。

やっぱつれぇわ…

気を紛らわす為、この投稿をするに至る。

22時53分

静岡駅に到着。大勢の人が降りる準備をする。
空席ができた。余裕もできた!

23時47時

着いたぞ、名古屋に、長く辛い戦いであった。



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