武者小路実篤『友情』　読後のメモ張

恋愛をすることは暗におこなわれる、なんなら気持ちの悪いことだと描かれていた時代に、それでも恋愛がうつくしいものだと描いたんだねぇ〜 それは夏目漱石の『それから』からきている流れなのね そして失恋、つまりネガティブなことが起こった時に、それでもそいつを面白がって、何かを生み出すこと 負の圧力に負けない反抗的な精神が、生きる力であって、そして祈りなのね 祈りっていうのは生きる力 人はそれなりの年になると恋愛を通して何かを生み出したくなる、それは生命だけではなく、もっと広く

太宰のような退廃的で耽美な文章や、小花柄の壁紙や、店外のベッドなどのロマンチックや、はたまたストゥージズやニューヨークドールズなどのパンクも好き どうしても真逆なものに思えない、全部

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わたしのこの深い暗さは、人の目の見れなさは、きっと今だけで、いいことがあったらきっとまたすぐ忘れる（と思いたい）し、この暗さは私だけのものだからこれを利用して何かにしたい 最近笑いたくないのに笑えって言われることや、目を見て話してって、嫌いな人に言われたりしすぎて益々できなくなった だからもし無愛想な人や不機嫌な人がいても、そっとしておこうと思う 元気出して、とかって絶対言わないよ 気の持ちようだよ、元気で笑顔でいれば大丈夫だよ、とか言われると泣きたくなるの、まぁたぶんきら

志磨の自伝を読み終わった。一晩で夢中で読んだ。ちぇるしいの馬場さんのシーンがヒリヒリした。三輪さんの美しいものへの愛がうっとりした。志磨の結局はひとりなんだってところが、誰にも頼れないところが大好き わたしはこれから、どんな人生を歩むんだろう　ビューティフルにいきたいな

今日仕事場の可愛い女の子と餃子食べに行ったら心が結構大丈夫になった やさしい、だいすきな子

好きなやつ2024秋

太宰治の女生徒、恋とか夢とかてんてんてん、虎に翼、百の三、奇奇怪怪、スプートニクの恋人、パタリロ、chara、落日飛車、ゆっきゅん、フランソワーズ・アルディ、君島大空、志磨遼平、ステラ・チャン、ルーファス・ウェインライト、ユーミン、秋の匂い、夕方のピンク色から群青色になる空、その空の下でめくる本、金木犀の匂い、ナス、ピーマン、ネギ、さつまいも、水餃子、焼き餃子、米、お味噌汁、珈琲、夜に行く喫茶店、昼に行く喫茶店、朝に行く喫茶店、喫茶店で博打の話してるおじさん、煙草吸うマスター

女生徒

現実だけが全てじゃないよ

恋とか夢とかてんてんてん2巻を電車で読んでぐちゃぐちゃに泣いてしまった わたし本がすき　すきすぎてたまんない 会ったこともないひとがなんで　こんなにわたしの心を掻き乱して　でも安心させるの どこにもいない主人公　架空の物語が 秋のはじまりの匂いと混じって　そこにいるみたいに

結局は独りなのに、それについて3時間くらい夜悩んじゃって朝になって寝るのをやめなきゃいけないよ

スプートニクの恋人を読み終わった。あちら側とこちら側の話。最後はあちら側とこちら側が境界がなくなったのか そして失うということは、そこに「ある」ということを認識するからこそ失うのである 失うって思えるほど愛せたらもう、ずいぶんいいよねぇ

すきな文

①村上龍『69』 メリージェーンのような美しい女の子とデートしてて、その子が「なんで映画や本の中までわざわざ苦しい物語を観ないといけないの」と言ってたところ その子の雰囲気が一気に分かったし、そうだよなぁと、ちょっとだけ思う ②村上春樹『スプートニクの恋人』 君の書く文章が好きだ、という話をしていて、どんなふうに好きか説明するところ 文章褒められたらいちばん嬉しいよね 「たとえば君が５月の海辺を描写すると、耳の中で風の音が聞こえてそこに潮の匂いがする。 太陽のかすかな暖か