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新型ウィルスの時に生まれた、だ円(オーバル)と言う名のアミューズスプーン
皆さん、お疲れ様です!ラッキーウッドの小林です。
今回は、あの新型ウィルスがまん延した頃、いろいろな事が変わってしまいました。
ホテル・レストランさんのサービスにも多大な影響がありました。
特に、ビュッフェスタイルが途中まで中止になったり、再開しても、ビニール手袋をしたり、個々にトングを持ったり、やりにくいこととなりました。
その現場からの痛切な声で、このスプーンが生まれたのです。
とにかく、ビュッフェスタイルでは、小皿で1人用の料理が提供されることが増えていって、サービス盆の上には多く乗せられず、すぐに無くなるので、追加するのにサービスが行ったり来たり。 ただでさえ人手不足なのに時間が多く取られ、さらに、洗い物も増えて大変。
お客様も、プレートに小皿がたくさん載らないので、すぐに食べ終わって、これも行ったり来たり・・
それで非常に困っていた、あるフレンチを提供するガーデンウェディングレストランの総料理長が、当社のショールームで「ティーキャディースプーン」を見て、「これだ!」と。
これをもう少し大きくして、一口用の料理を持って、そのまま口に運び、食べていただき、それを重ねておけるスプーン、これを是非考えてほしい!
そのご意見により、このアミューズスプーンは開発されました。
名前は「オーバル95」
だ円形で、全長95mmより命名。
「ワンスプーン」料理用。料理が一口分盛れ、そのまま食べれるスプーン。
このスプーンならば、取り皿にも多く乗せられますし、そのまま口に運んで、食べたら重ねられるので場所を取りません。
表から見ると、皿が丸いので、一見、不安定に見えます。が、
実は丸い皿裏の底面を、10mmほど平らに削って安定させています。
金型で、平らの部分を造形すると、表にも跡がうつり、きれいなカーブが損なわれ、美しくありません。
そのため一本一本、職人が座りが良いように、平らな面を手で削って作っているのです。
お客様のお口に入る金属器を何十年も手掛けている、ラッキーウッドならではのこだわりです。
さらに、お皿の内と外を、ラッキーウッドの手研磨職人が、徹底的に磨き上げているので、口当たりは非常になめらかです。
少し和のテイストがあって、大きさも日本人向けに考えられています。
写真の左から、
「ステンレス・ハンドルサテン仕上(皿中ミラー)」、「銀仕上(全ミラー)」、「金仕上(全ミラー)」、「ピンクゴールド仕上(全ミラー)」の4色。
交互にスタッキングすると、側面が地層のようでキレイですよ。