カトラリー工場の機械たちはまるで生き物のよう・・ ②ロール機/自動供給機付
皆さん、こんにちは! ラッキーウッドの小林です。
今回は、地抜きの次の工程で、
ヘッド部分を食べやすい薄さにのばす、「ロール」という工程で使用する、自動供給機付きの「ロール機械」です。
使いやすいカトラリーになるかどうかの、とても重要な工程です。
機械もそれに応えてか、非常に存在感があります。
音も大きく、すごいパワーで硬いステンレスを伸ばしていきます。
そのかわり、気をつけてあげないと、力がかかっている分、どんどんズレたり、放っておくと、壊れてしまう場合があるため、気を抜けません。
時々、休めてメンテナンスをしたり、大事な油をさしてあげます。
大がかりな構造のようですが、シンプル。
自動供給機を動かすための、行きかうチューブが近未来的。
圧搾空気が送り込まれ、生きているように、機械を動かします。
まるで、「ブレードランナー」に出てくる場末の、ロボット修理工場のイメージ。
動いてなくても、圧搾空気の漏れる、シュー・・ という音が、息をしているようです。
動くときが、圧巻!
一心不乱に動いてくれます。
かわいい機械です。