まるで仏映画のフィルムノアールのような、いぶし銀のたたずまい・・
皆さん、こんにちは! ラッキーウッドの小林です。
当社のインスタグラムの写真は、あるプロの方に撮影してもらっています。
最初、工場の写真を撮るならば、汚い機械たちをすべてペンキを塗ったりしなければ!と思っていたのです。が ・・
金型メンテナンス工房のフレキションプレスのフェイス写真。
( 以前、彼を見て「アートだ!」と評した人がいました。
それほど、個性的な機械。金属の塊。血液は機械油 ・・ )
まるで、仏映画のフィルムノアールのような「いぶし銀」のたたずまい。
一番最初に見せていただいたのが、この写真でした。
その時思ったのが、銀の化学変化の魔法でフィルムに定着された、24分の1秒の1コマの事。
素晴らしい映画は、まるでフィルム自体がまるで生き物のようです。
それは1枚1枚のストップ写真を、連続で見続けることで起こる奇跡 ‥
このプレス機の写真を見た時、ラッキーウッドの長い歴史が、
ここに確かに「定着」していると感じました。(涙)
それは、フィクションではない、今まで生き続けてきた
「生業(なりわい)」の軌跡 ‥・
ああ、「このままでいい」、「このまま見ていただこう」と思ったのでした。