見出し画像

フレンチの総料理長が思わず「これだ!」と叫んだ、洋風箸置きのお話

皆さん、お疲れ様です!ラッキーウッドの小林です。
今回は、ステンレス製・箸置「船型」にまつわるお話。

当社の製品に、ナイフレスト・フラットという、金型職人の技術がないと出来ない製品があり、以前、金仕上の写真をご覧いただきましたが、
これも、金型職人の業物(わざもの)です。
ワイヤーカットという金型技術で削り出してから、端面の角落としをしたり、職人が技術を駆使し、工夫して加工し、仕上げています。

もう10年以上前になりますか、
当社のショールームに、ガーデンウェディングの結婚式場でフレンチのコース料理をプロデュースしている総シェフが見学に来られた時の事。
突然、この箸置きを見た瞬間「これだ!」とおっしゃって、びっくり。
どうされたましたか?と伺うと、

当店は、本格的なフレンチのコースをお出しするため、
お年寄りが、せっかく孫が用意してくれたのだからとがんばってナイフ・フォークを使うのだけれど、うまく食べれなくて、結局あきらめてほとんど残してしまい、最後の方は料理に手も付けなくなる・・

コンシェルジュはお声をかけられれば、いつでも箸をお出しできるよう懐に忍ばせているのだが、恥ずかしくて声を出してくれない・・
そういう悲劇があったのだそうです。

だけど、シェフこだわりのフレンチのコースは最大のコンセプトなので、そのイメージは大切にしたい。最初からテーブルに和の箸をそのまま出したくない。良い解決策がないものかと、悩んでいたとのこと。

それで、この箸置きを当社のショールームで見つけて、「これだ!」と。
この箸置きがあれば、最初から箸をおいていてもフレンチのイメージは壊れない!」と、ご採用いただくことになり、そのお店では、最初から箸がカトラリーとともにセッティングされることになりました。
おじいちゃん、おばあちゃんが、おいしいフレンチを、家族と一緒にほおばる姿を勝手に想像し、良かった良かったと思ったのでした。

和とニ洋を結ぶ架け橋。食卓を陰でささえる名脇役
ラッキーウッドのステンレス製、箸置き各種。
お見知り置きを。


いいなと思ったら応援しよう!