読書記録『経営者になるためのノート-柳井正-』を読んで。
おはよございます。
毎日更新14日目です。
今日は、ユニクロを世界展開するファーストリテイリングの「柳井正」さんの本を読んだのでそのことを書きます。
柳井さんの言葉が僕の中でまだ新鮮なうちにこの感情を書き記しておきたいと思います。
『経営者になるためのノート-柳井正-』を読んで。
冒頭から、「経営者とはかくあるべき」という柳井さんの哲学と真っ直ぐな思いが真正面から書かれていて、一気に読んでしましました。
ただし、この本は「ノート」と名付けられている通り、経営者やリーダーを目指す人のための生涯にわたって活用し続ける「柳井さんの哲学と想いとメッセージが込められた学びのノート」です。
このノートの使い方次第では、今日の学びがより深く厚みのあるものになるでしょう。それだけ経営の本質を捉えた普遍的な内容になっていると感じました。
経営者とは
冒頭『経営者とは。』
から始まり、「約束した成果を達成する人」を経営者と定義し、
「自分たちの使命はなんなのか。社会に対して何を約束し、どんな存在価値を提供できるのか。」を考え実行すること。そして、「使命と成果とが結びついていること」こそが経営の原則であると明言されています。
「ミッション・ビジョン・バリュー」つまり組織としてなすべき未来像が明確でない限り(浸透していない限り)それは経営をしていると言える状態ではなく、ただ流れに乗り川を下る船のような状態ではないかと、僕なりに解釈しました。
「経営者に必要な4つの力」
柳井さんは、以下の4つの力が経営者には欠かせないと明言していて、
中でも4つめの「理想を追求する力」にとても重きを置いて経営に臨むことが大事だと書かれています。
・変革する力
・目標を高く持つ
・常識を疑う。常識にとらわれない。
・基準を高くもち、妥協と諦めをせずに追求する。
・リスクを恐れず実行し、失敗したらまた立ち向かう。
・厳しく要求し、核心をついた質問をする。
・自問自答する。
・上を目指して学び続ける。
・儲ける力
・お客様を喜ばせたいと腹の底から思う
・当たり前のことを徹底して積み重ねる
・スピード実行
・現場、現物、現実
・集中する
・矛盾と戦う
・準備する。しかし固執するのは計画ではなく成果である。
・チームを作る力
・信頼関係を作るーそれが始まりであり、全てであると言うことー
・全身全霊。100%全人格をかけて部下と向き合う。
・目標を共有し、一人ひとりの責任を明確にする。
・任せて。評価する。
・期待し。長所を活かす。
・多様性を積極的に肯定する。
・勝ちたいと誰よりも強く思い、自己変革を続ける。
・理想を追求する力
・経営者にとっての使命感
・あるべき使命感
・心にとめてほしいこと。
・使命感がもたらしてくれるもの。
・使命感の実現を脅かすものと戦う。
・危機に際しての経営者の行動。
・理想企業を目指して、人生と対決するように生きる。
経営者になること、それは「その生き方を選択する」と言うこと
このノートを読んで、(これまでにもたくさんの本を読みましたが)なんとなく曖昧だった感覚がはっきりと言語化できました。
僕の考える経営者の定義、それは
「自らの使命を追求し、あらゆる困難と戦う覚悟を持って、社会に価値を生み出す約束を果たすよう、成長し続ける生き方を選択した人」
のことだと考えました。
このノートで柳井さんが届けたいメッセージは、そのような「経営者」を自社内にはもちろん、日本中に1人でも多く育てることで、もっといい世の中にしていきたいという、さらに高い次元の理想を語っているのだと思います。
このノートに毎日目を通して、その日その時に気づいたことや学びの断片を書き込んでいきながら、自分だけの「経営者ノート」に仕上げていきたいと思います。
今日も一日よろしくお願いします。
みなさん良い1日を。
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