ボーカリストをやらない理由
俺の憧れの人は、ボーカリストが多い
チバユウスケ、桜井和寿、山田亮一(敬称略)などなど
じゃあ何故ボーカルをやらないかというと、
絶対に越えられないな、と思ってしまっているからである
全員かっこよすぎる、まじで
声も詞も何もかも、俺には絶対できないと思ってしまう
この前ふらっと友達のライブを観に行った時に、歌い方から衣装から使ってるギターから、何から何までチバユウスケめちゃくちゃ真似してるやん、みたいなボーカルがいて
その時にどこか、冷ややかな目線を自分の中で抱いてしまっていた
チバユウスケのモノマネ芸人やん、みたいな
でも俺がボーカルやるなら確実にそうなるのはわかっている
だからこそ同族嫌悪的なニュアンスで否定的に観てしまったのかもしれない
憧れに近づこうとするのは最高にロックやと思うけど、そこには相応のリスクが必ず存在していて
それを意識せずに憧れ続けると、モノマネになってしまうのである
だから、憧れを愚直に目指しながらも他の何かから影響を受けることで生じる「ズレ」
それこそが所謂オリジナリティなんじゃないかと思ったりもする
あと俺がボーカルをやらない理由として、
うちのボーカルがすごすぎるのもある
個人的にボーカリストはぶっ飛んでればぶっ飛んでるほど良いと思ってるんやけど
その点うちのボーカルはやばい
ぶっ飛びすぎている
仮に対バンしたとしたら、ボーカルなんて辞めたくなると思う
その点、少なくとも現時点で対バンしたベーシストの中では
俺よりかっこいいなーって思ったことははっきり言って一回もない
だからベーシストを全うして、誰かの憧れになろうとし続けるんだろう
この前やっと、憧れのベーシストに入りましたって言われて嬉しかったな
もちろんベーシストとして憧れる人はいっぱいいるし、まだ対バンしてない中でめちゃくちゃかっこいいベーシストが居ると思うけど
それでもベースをやり続けるのは、「これなら俺にもできそう」って高2の時思ったからだろう
まあそんなわけで、これからも俺は誰よりもかっこいいベーシストで居続けるのでよろしく^_^以上