売れる・売れない論について
自分はそういったことをほぼ考えない(考えないようになってしまった)タイプなのだが、どういった理由でそうなったかを考えると
自分はそれを、大抵「タイミング」だと考えていることに気がついた。
バンドでいうところの「売れる・売れない」というのは、「世間のニーズがある・ない」と言い換えることができると思う。
根も葉もないことを言うと、自身が音楽をやっていながらこんなことを言うのは可笑しいかもしれないが、本質的に「良い」か否かということとは全く無関係に、ただ世間のニーズがあれば売れると思っている。そのニーズとは、世相を表したジャンルのニーズだけでなく、例えば「SNSで叩きやすい」や「ビジュアルが良い」「TikTokで使いやすい」など、様々である。
1ミリも中身のないカスみたいなラブソングがとんでもない回数再生されるのは、耳触りの良さからそれを聴く普通のファンと、「歌詞の内容がなさすぎる」と批判する評論家みたいな奴、それを見ながら笑う奴、一連の流れを記事にする奴・・・と、ニーズの連鎖が脈々と続くからであろう。所謂炎上商法が成立するのも、その理屈である。
話が逸れてしまったが、逆に言うとそのニーズが自分のやっている音楽のジャンルとクロスすれば、同じようなニーズの連鎖が生まれ得るのだ。例えば世間がロックを求めたとして、それを喜ぶロック野郎と、その傾向を疎むサブカル好きと、またそれを見物する奴と、それを記事にする奴・・・
そして、音楽の流行りが数十年周期で推移することは広く知られている。
とどのつまり、やはりタイミングである。
ゆらゆら帝国がフジロックの1番でかいステージに立っていた最高の時代もあったわけである。どこにニーズが動くかなど誰にもわからない。
これらの理由から、(ある程度のクオリティに達している前提で)「売れるか売れないか」というのは、タイミングだと思うのである。
あと追記するが、タイミングの「せい」にして自己研鑽を怠る奴は当然論外である。
「自分らはまだ理解されていないだけで、世間が付いてきてないだけだ」みたいなことをほざく奴は本当に気色悪いから一生口をきかないでほしい。※東京で最近出会った
チャンスが到来するタイミングを待って努力し続けるのと、ただタイミングが来ていないせいにして努力を怠るのはまるで違う。
そんなことを年下に言い訳する暇があるなら帰って基礎練でもしてろカス
マジでハイネケンで頭カチ割りたくなったのでここで発散しよーっと
思ったことをつらつら書いたら思ってもいない方向に進んでしまった、、
これはある種自己啓発的なところもあるかもしれない、千載一遇のチャンスを逃さないために万全の準備をしておくのは何事に於いても非常に大事だからね
頻繁に人の文章を読む人ならわかると思いますが、あくまで今現在思っていることであって全然明日には真逆のことを考えている可能性もあるので、とりあえず今はこう思うよーってことでした^_^
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