神田愛山独演会@らくごカフェ(2022/05/27)【講談編#9】
こんばんは。飯山大五郎です。
今日は、神田愛山独演会に行ってきました。会場は、お馴染み「らくごカフェ」です。今日の会も完売御礼とのこと。予約できてよかった。今日もどんなお話が聞けますやら。ワクワクしながら向かいました。
登場するなり、愛山先生の着物に目がいく。綺麗な色味だったんです。おそらくこれが、後席の伏線になっていたのではないでしょうかね。…ご本人は特に触れておられなかったので、考えすぎかもですが。笑
さて、今日の愛山先生の読み物は、お仲入りなしの以下の2席でした。
○ 「花川戸助六伝 おでん屋新兵衛」 神田愛山
前回の独演会から前席では「花川戸助六伝」の連続読みが行われています。今日は2席目の「おでん屋新兵衛」。幡随院長兵衛亡きあと名を馳せた元締め、花川戸助六。助六の家の前を通りかかったおでん屋が抱えるトラブルを解決することを決め、次回に繋がっていくところ。助六の子分たちの酒が飲みたいのに飲めないシーンや、助六に小言を言われたときの子分たちの気の無い返事がなんとも可笑しい。
○ 「講談私小説 唐草の背広」 神田愛山
お仲入りなしでの後席は「講談私小説 唐草の背広」。だから着物、あの色味だったのか…と。唐草模様とまではいきませんが、綺麗な緑系の色。「唐草の背広」は、品川陽吉が入門願いまで出した(!)という東京ぼん太先生にまつわる読み物。陽吉がぼん太先生に声をかけるときの緊張の様子もよかったです。私は全く間に合っておりませんが、ぼん太先生の栄枯盛衰と言いますか、そういったものが見事に描かれていて、リアルタイムに見ているようでした。
今日も充実した一日でした。
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