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合板印刷って何?

普段あまり聞きなれない「合板印刷」という印刷方法。
でも「合板印刷」には沢山のメリットがあります。
安く、綺麗に印刷物を仕上げる為にも「合板印刷」について詳しく見ていきましょう!


合板印刷とは

合板印刷とは、一枚の版に一つのデータを印刷し色校正を行う独版印刷とは違い、一つの版に複数のお客様のご注文を並べ、一度に印刷をすることで版代、試し刷り費用、実際の印刷費用等の基本固定費用を分散できる印刷方法です。
合板印刷は、付け合わせ印刷と呼ばれることもあります。

独版印刷と合板印刷の違い

合板印刷のメリット

高品質低価格

一番のメリットはやはり高品質でありながら、低価格で製作が可能であるということ。
基本固定費用を分散し、一度に多くのページを印刷することで、印刷にかかるコストを削減できます。
低価格だと綺麗に仕上がらないのではないかと心配オフセット印刷の為、鮮明な画像や細かなディテールを再現することができるので高品質な印刷物の生産が可能です。

大量生産に適している

大量に印刷することで、1枚あたりのコストを抑える事が可能です。
枚数が多ければ多いほど単価は安くなります。

印刷速度が速い

一度の印刷で複数の注文をまとめて印刷する為、印刷工程全体の時間を短縮する事が可能です。

合板印刷のデメリット

合板印刷は一つの板に複数のデータを並べて一度に印刷をする為、データごとの色校正が出来かねます。

色校正をご希望の場合は独版印刷での製作が必要となります。

綺麗に印刷する為のコツ

黒やグレーはグレースケールに変換

CMYKが混在する黒やグレーは色ブレや裏写り、版ズレなどが生じやすくなりますので必ずKのみで表現してください。

グレースケールとCMYKが混在した黒(グレー)の比較
CMYKが混在したグレーに色ブレが生じた場合の予想色

安定する配色で作成

可能な限り色の種類(CMYK)の数を最小限で使用していただき、主となる色(CMYK)の色の値(%)を上げ、その他の色の値(%)を減らしてください。
また、特に明るいトーンでの印刷を好む場合には、なるべくC(シアン)とK(ブラック)の値(%)を減らしてください。

カラーモードはCMYK

カラーモードにはCMYKとRGBがございますが、印刷用のデータを作成する際は予めCMYKカラーモードで作成してください。

RGBモードはパソコンのモニターや液晶上で表現されるカラーモードとなります。
印刷物に使用されるカラーモードはCMYKモードです。
RGBモードで作成されたデータは印刷時にCMYKモードに変換されますが、その過程で色味が暗く変化いたします。

RGBカラーモード
CMYKカラーモード

まとめ

いかがでしたでしょうか。
印刷物製作にあたって少しでもお役に立てれば幸いです。
その他にも気になる点がございましたら、弊社ラッキープリントまでお気軽にお問い合わせください!