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さよならUIデザイン

少し前まで、UIUXを考えることを仕事にしていた。
その仕事は最終的にはやめてしまった。

それから数ヶ月たち、振り返って感じたことを記しておこうと思う。

ユーザーフレンドリーなUIはつまらない

基本的には使い方に迷わない操作画面というのが良いUIと言われるのはほとんど異論が出ないことであると思う。

そうなると、使い勝手のよい優れたUIというのは類似するサービスとほとんど違いがない、同じ使い勝手である、ということだと考えられる。

いままでにないマップアプリ、いままでにないチャットアプリは誰も求めていない。

未成熟な新しいツールはこの限りではないだろうが、すでに成熟したツールにおいては【他と同じであれ】が答えである。

使いやすさの答えは常に使い手側にある

デザイナーが考えた「これが使いやすい!」は仮説でしかない。
答えは結局のところ使い手側にある。
最初の仮説ですら、使い手に聞いたほうが早い。

クリエイター、デザイナーの腕の振りどころは非常に少ない。
使い手への優秀なインタビュアーとその答えを的確に汲み取る優れたオペレーターが求められるスキルである。

まとめ

以上の2点から、作り手でありたいと思う自分には全く合わなかったし、純粋な自己表現が本当はしたいのだとわかった。

※上記は使い勝手史上の業務アプリのはなしである。
ゲームなどのエンタメ要素があるものは違いがあるかもしれない。
ゲームのUIももうやろうという気はない、、、。


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