先延ばし癖の無意味さ
先ほど一つ用事を済ませてきた。終えてみたら大したことはない些細な出来事だった。負担感が軽減して今ホッとしている。
ところが昨日の俺は、その用事のことで頭を悩ませていた。自分がどう話を進めて良いか分からず行動に移せずにいた。まだ木曜だ、明日用事を済ませよう、と問題を先延ばしにして、昨夜は不安な気持ちのまま寝た。
今振り返ると、昨日の悩みや葛藤に費やした時間は無駄そのものだった。何故なら、昨日の俺と今日の俺に本質的な変化が無いからだ。情報収集し、知識を蓄えて、戦略的に行動する準備期間として昨日を充てたのなら意味はある。が、そんなことは全くしていない。ただ不安に過ごしていた。
とにかく行動することの重要性を痛感する。俺は臆病だ、めんどくさがりだ。だからこそ、嫌なことから逃げたいのだ。そんな俺だからこそ、義務的なタスクから逃げずにさっさと着手するのが吉だ。とっとと終わらせて、逃げる。精神的、肉体的な苦痛から解放される。
そのことを、用事を済ませた今強く理解している。
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