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noteをやってみてよかったという話と、この哲学者蔓延社会について。

1カ月ほどまえに、いま思い出せないくらい漠然としたきっかけでnote始めたわけですが、僕の芯の部分には、常に

既存の特定思想や人生観に偏って凝り固まってる人、理想と現実のギャップに苦しんでる人、人生がさえない人、迷ってる人なんかの気づきになることが発信できればな というエゴがあります。

まぁこんなのは、社会では煙たがられる存在であることは分かって書いてるわけですが、

おかげさまで、精神疾患や生活のストレスを抱えている人や、生き方に悩んでいるような人から反応をもらうこともありまして、そういうのを踏まえて、「俺みたいな嫌われ者もやっぱり必要なんだろな」と思うわけです。

そしてこれからの時代もっと必要になっていくんだろうと思っています。



ネットというものが生活に浸透してからというもの、そこらじゅうに哲学者や思想家のような庶民が溢れかえっています。

毎日Xを開けば、必ず誰かしらの人生語りが流れてくる。バズっている。
10代20代ですら「人生とは~」と語っている。

昔はこんなんじゃなかった。


僕はかねてより、「人間ていつからそんなに賢くなったんだ、達人や師匠ばかりになったんだ」と疑問を持ち続けて生きていました。

だってそんな、偉人賢人天才ばかりのはずがないじゃないですか。
世の中って。

そんな物わかりのいい、聡明な人間がゴロゴロしていたら、こんなにストレスありません。

「この状況、嘘くさいな」と思い続けてきました。




それぞれ今いる場所で“仕事ができる人”なんか沢山いるでしょうが、人生を他人に説けるほど理解するってまた全然違う話なんじゃないかなと。

そういうのって往々にして利益にならないものと思いますしね。要するに生活の無駄、もっと言えば支障になるパターンが多い。

ただ自分の目の前のことだけに悩んでいるほうが自然で健全なはず。

まぁだからこそ、自分の頭のなかでごちゃごちゃ余計なことを考えずに、インフルエンサーの言葉に頷いて、偉人の書いた難しい本を読んで、自分も賢くなったつもりでいるほうが、効率は絶対によくて、それになびくわけですね。

仕事や生活に必要のないことを、何年とか十何年とかかけて考えてる人って、すくなくとも、こんなに多いはずがないと感じていました。普通に(合理的に)考えたら社会不適合だから。

まともな人の行いではない。

だから胡散臭い。


思うに、その反動、シワヨセなんじゃないかと思っています。

いま、人生というものについて先進国の大人が急激に悩みだし、答えを欲しがっているのは。

アーティスト,芸人,俳優,配信者,VTuber,インフルエンサー、
色んな人に必死で答えを求めに行ってる。

実はあまり自分で考えずに語り続けていた、社会全体のツケではないか。


僕は問題ばかりの家に生まれ育ち、これまで上手くいかない(成就しないという意味で)ことばかりの人生ではありましたが、こういうひねくれた視点で世の中を観て、多様な人間と関わり続け、考え続けてきたあきらかなハミダシ者・変人だからこそ腑に落ちて分かることや言えることがきっとある。人生観、これ一点については多少の自信がある。

それがnoteで発信をしている根源的な理由でありますから、参考や刺激にしてくださる人がどこかには居ると思って、これからも書き続けます。


なのでまぁ、マガジンなんかを観て気に入ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひお見知りおき下さい。

それぞれ自分の好きなように発信をして、刺さる人には刺さるというのが、ここの良さですからね。

フォローしても面白くはない人だと思うので、ブラウザのお気に入りにでも入れといて気が向いたときに読んでくれればいいかなくらいの感じです。

それでは。


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柏木
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