ビートルジュース(1988年)
ビフォー「シザーハンズ」のティム・バートン作品。
この後マイケル・キートンの「バットマン」を挟んで「シザーハンズ」で、いよいよティム・バートン大ブレイク。
ゴス・ファッションのウィノナがピカピカでかわいい!
でも映画自体はちょっと見るのがツライ…マイケル・キートンのハイテンションな演技とか、ゴーストに騙された人たちのダンスとか…。
後年の「エド・ウッド」感あります。自分で動いてるよね…。
CGに頼らず(てか、まだないのか)、モーション・ピクチャー等で描かれるゴーストたちは、怖がらせる気全くなく、キッチュでいいのですが…。
面白くないお笑いの人が、やたら大声出して笑わせようとするような感じ?
生意気にも、もっと面白くできたのではないかと思ってしまいます。
そして、ビートルジュース出てくるまで57分…。
登場までをもう少し短くしてもよかったのでは?
あと、ニューヨークのヒップな人たちのとギャップを出すためなのでしょうが、主役2人の見た目がダサすぎる…特にジーナ・デイヴィス…ずーっとエプロンみたいな花柄のワンピースです…。
彼女は同年公開の「偶然の旅行者」でアカデミー賞助演女優賞を受賞、2年後には「テルマ&ルイーズ」に出る人なのに!
「ビートルジュース」…ペテルギウスを英語読みしたらしいですが、アメリカ人ぽい。
何でも英語読みにしちゃう。アメリカ中心主義。
36年ぶりの続編、楽しみなような不安なような…。
いつでもその時々のパートナーを出演者させるティム・バートンなので、続編はモニカ・ベルッチが出ております。
ヘレナ・ボナム・カーターは、あんまり好きではないけど、ティム・バートンの世界観には合ってた気がしますが、モニカはどうでしょうね。
ウィノナは完全復活ですね。往年のかわいさはないけれど、頑張ってほしい!
Wikipediaを見ると、当時のビートルジュースの吹替が西川のりおというところに、時代を感じます。「じゃりん子チエ」のイメージですかね。