旅行の思い出2
旅先で出会って、驚いたものの1つに、外国人がある。現地の人もそうだし、日本で出会った外国の方にも驚いた体験がある。
ハワイに行った時に、ピルボックスに登った。
そんなに高い山でもないしと、リュックでもなく肩掛けカバン2つ持って登るという、なめた態度で参戦。
非常に後悔した。
まず、道が険しく細い。観光用に整えられていない。恥ずかしながら、へっぴり腰で、何なら両手を使いながら登る私。
肩掛けのカバンが邪魔してくる笑
一緒に行った友人は、斜めかけカバンを身に付け、手を汚したくないからと、3本の指で器用に岩を掴みながらヒョイヒョイ登って行く。
運動苦手って言ってたのに、驚くべき身体能力だ、と思っていたら、さらに強者が現れたのである。
現地に住んでいると思われる、ママさんだ。
前に子供を括りつけ、ビーチサンダルにTシャツ短パンという軽装で、もちろん手など使うことなく、でこぼこの急斜面を軽々登って行く。
へっぴり腰の四つんばいの私に、ハーイとか爽やかに挨拶してくれたかもしれない。
逞しい!人間の身体は、あのように使える人もいるのだ!嫌、もはや骨格も全然違うし、そもそもの身体の造りが違うのかも。。。
等と思ってしまった。
因みに、あまりのダメダメぶりに、通りかかったナイスガイが、私に手を差しのべて引っ張りあげてくれたのには、別の意味で外国人に感動した。
もう1つの驚いたエピソードは、山形県で月山に登った時だ。
当時、まだ夏だったと思うのだが、バスで登った月山は、頂上に着くと、半袖では耐えられない程に寒かった。多分10度とかだったと思う。
大変美しい景色に感動したものの、
帰りのバスが来るまで待っている間、すっかり冷えきってガタガタ震えていた私達は、小さな建物の中で、唯一持っていた防寒着の雨合羽を来て、寒さを凌いでいた。
その簡易建物の中から見た光景に私は絶句した。
バックパックを背負った白人の男性が、Tシャツ短パンで、呑気に写真等撮りながら平然としている。
平熱が違うんだ!通常の生きている時の体温が私とは違う!うらやましい!
と思ったことを覚えている。
別に鍛えている方なら、日本人にもそういう方はいるかもしれないが、寒い季節でも、街の中に半袖半パンの外国人を良く見るので、人種によって、体温が違うのではと疑惑を抱いている。
図らずしも、山登りの話ばかりになってしまったが、旅では色々発見があるなあ。
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