正源宗之の娘

羽生結弦選手は心のバイブル。薬草好きゆえ『薬屋のひとりごと』にはまる。薬にも毒にもなりえるのは植物と言葉同じだなと考える今日此頃。正源宗之が残した雑歌詩を娘の雑記でより雑感増してごめんと手を合わせながら書いています。

正源宗之の娘

羽生結弦選手は心のバイブル。薬草好きゆえ『薬屋のひとりごと』にはまる。薬にも毒にもなりえるのは植物と言葉同じだなと考える今日此頃。正源宗之が残した雑歌詩を娘の雑記でより雑感増してごめんと手を合わせながら書いています。

マガジン

  • 羽生結弦プロフィギュアスケーターのこと記事まとめ

    羽生結弦さんのこと、その時々に思ったこと綴ってきました。まだ始まったばかりかもしれない羽生結弦の遥かな旅路。追えるところまで追いたくて。読んでくださる方があるのがありがたくて。

  • 正源宗之の雑歌詩集

最近の記事

須子先生へ note開始1年のお知らせがきました。 忘れちゃいない記憶と共に須子先生のコメントがあります。 「八風吹けども動じず」の意のように生きられればいいなと思います。先日1年前の感謝を込めて振り返りました。ありがとうございました🙇 このつぶやきが届きますよう 正源宗之の娘

    • 忘れちゃいないことと「八風吹けども動じず」の意味

      11月が巡り来て霜月というにはまだ暖かく、昨年の今頃も寒くは無かったと羽生結弦アイスストーリー『RE₋RRAY』公演のさいたま新都心に初めて降り立ったちょうど一年前を思い出している。数時間後に迫った羽生結弦のスケートを見る楽しみに浮かれてふわふわと歩いていた。 秋はセンチメンタルな季節だと思っていたけれど、11月に入ったここ数日怒りの気持に支配されていることに気づいた。思い出したら痛む傷ってある。コロナ禍の秋独りキャンプ中テント固定のペグで足裏をザックリやっちまった個所が恐

      • ノーベル平和賞と羽生結弦アイスストーリー『Echoes of Life』 in広島

        ノーベル平和賞に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の授賞が決定した。今年の平和賞が日本に来る前評判なんてあったか。ノーベル賞にそんなに関心を持たない日々の自分を申し訳なく思いながら書いている。毎年文学賞が取り沙汰されるし、理系の分野で受賞されてきた。こども心に平和賞が佐藤栄作氏に決まった昔をふーん程度に覚えている。 羽生結弦アイスストーリー第三弾『Echoes of Life』を広島で開催すると分かった時、広島で滑る意味をファンは少なからずとも考えただろう。 アイスス

        • 吉野寄り道一人旅(電車編)

          吉野へ向かう車窓 くすみかけの彼岸花 静止画のようなコスモス 風にそよいで揺れる姿を きめているのは誰 ガタンゴトン 揺れているのは私自身 リュックを放おった ベンチシートにいる人は あちらで1人こちらに1人 一人旅が揺れている 金峯山寺を目指している 柄本佑の道長が行ったから ただそれだけに心押されて 旅人たちはどこへ流れた 電車1両貸し切りになった 一月遅れの季節はやっと秋が来るような 物悲しい空気が澱んでいる 本物の道長がムスッと顔をしかめている 昨日改札を素通

        • 須子先生へ note開始1年のお知らせがきました。 忘れちゃいない記憶と共に須子先生のコメントがあります。 「八風吹けども動じず」の意のように生きられればいいなと思います。先日1年前の感謝を込めて振り返りました。ありがとうございました🙇 このつぶやきが届きますよう 正源宗之の娘

        • 忘れちゃいないことと「八風吹けども動じず」の意味

        • ノーベル平和賞と羽生結弦アイスストーリー『Echoes of Life』 in広島

        • 吉野寄り道一人旅(電車編)

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        • 羽生結弦プロフィギュアスケーターのこと記事まとめ
          25本
        • 正源宗之の雑歌詩集
          15本

        記事

          北京五輪フィギュア「実況 三上大樹テレビ朝日アナウンサー 」何でもない標記が重い哀しみに揺らいで見える。命が今日あることを噛み締める。ボイスレコーダーをセッティングした 羽生結弦選手 を温かく伝えてくださった、大切な記憶のシーンと共に忘れません。若すぎる、 安らかにとただ祈ります

          北京五輪フィギュア「実況 三上大樹テレビ朝日アナウンサー 」何でもない標記が重い哀しみに揺らいで見える。命が今日あることを噛み締める。ボイスレコーダーをセッティングした 羽生結弦選手 を温かく伝えてくださった、大切な記憶のシーンと共に忘れません。若すぎる、 安らかにとただ祈ります

          『日差し』正源宗之の雑歌詩集より

          降るでもなくて照るでもなくて この薄ら寒い天気は 私の心に似たような 私の体に似たような 今日がまた過ぎてゆく 時折り日差しが射したなら 私の心も少しは晴れるのに 夜ともなれば床に伏す 眠るでもなく頭ばかりが起き出して それでもいつしか浅い眠りに落ちた 白白明けの窓 待ってたように起きたけれど 昨日の天気と同じよう 私の心と同じよう 今日も一日過ぎるのか 時折り日差しを受けるよな あした天気になれ 私の心もきっと晴れるはず    『日差し』 正源宗之

          『日差し』正源宗之の雑歌詩集より

          親友の曲で彼が滑る〜なんてエモいんだ!

          エモい、初めて使ってみた。合ってる? 毎朝の新聞引くのを止めたとき、これでハードカバーの新刊3冊買えるなと思った。 羽生結弦YouTubeメンバーシップになったとき、ハードカバーの新刊1冊分で羽生結弦を買おうと思った。価値ある1冊に匹敵するのは無論だった。 その羽生くんはメンバーシップが有料なことさえ申し訳無さそうに、一月分だけメンバーになって配信された動画イッキ見してまた去れば良いのでと、何やらそうかその手があったかみたいな知恵を授けてくれる。羽生結弦では普通だがおかし

          親友の曲で彼が滑る〜なんてエモいんだ!

          ひとりのレッスン

          せわしい予定をつくるのは 一人で生きる日のため ほの暗い朝方にそれでも もうこんな時間と思うのは 一人で淹れるコーヒーのせい 遠く旅する目的は 一人の足で歩くため 明日の心配は明日する 一人で今日を生きるため 逢いたい人を想うのも 一人で今日を生きるため 季節を逃した朝顔は 枯れ木を伝って空に咲く 涼気はいつのまにか寂寥に変わって 今日もなにやら記すのは 一人生きるその日のための レッスン

          ひとりのレッスン

          彼だからこその言葉と能登に降る雨

          大きな大きな言葉が また振り出しの 降る雨の中沁み入る 試練がみえる その人の根源にある どうしようもできない出来事の でもしなきゃならない苦しさを 壁にぶち当たる毎に強くなり また壁をよじ登り行く人が 時には雄たけびをあげ 時にはじっと耐え 耳を澄ませ 心整え 沈黙を貫く 惚れたのだ 闘い方に惚れたのだ 自然の驚異が襲っている 雨は西からたたきつけるように流れて 未だ刈り取られていない稲穂が倒れこむ 雨どいにスズメが雨をしのぐ 田圃に落ちた米をついばみに チュンチュ

          彼だからこその言葉と能登に降る雨

          もうほんとに自分用なのですが。 自民党総裁選多数候補者が鎬を削る! 総裁選じゃなくて、鎬の方”しのぎ" 「日本刀を横から見た時に中央に入っているラインのこと」まだまだいっぱいの無知を知る🤔

          もうほんとに自分用なのですが。 自民党総裁選多数候補者が鎬を削る! 総裁選じゃなくて、鎬の方”しのぎ" 「日本刀を横から見た時に中央に入っているラインのこと」まだまだいっぱいの無知を知る🤔

          私的令和の米騒動〜案山子のその後

          私的令和の米騒動 抽選に外れた 宅配予定は 勝手に私の独り善がりの予定だった 5㌔入り2000袋の米を手にした 幸運な購入者たちはきっと ハズレた人なんていないよねと 思っているに違いないと思う 私は2001人目の人だったんだろうか 分母数が分からない 当選確率 知りたいような知りたくないような そんなことより夕方になる 米探しのスーパー巡りに行かなけりゃ 幸運なのか不運なのか 1軒目で米を買った 高い高い米を買った Xの中の人が高過ぎると プンプンしていたのを見たけれど

          私的令和の米騒動〜案山子のその後

          案山子 

          令和の米騒動 我が家の米も 残るは3合 COOP宅配日木曜日に新米5㌔届くかは 抽選の結果次第による 仕入数最多のお米に賭けてみた 本格的な稲刈りの季節ももうすぐ なのに もう少しが待てない非常事態 備蓄米の提供少しだけ売り出して 新米で備蓄米の量を 元に戻せば お米も循環するだろうに なんて単純過ぎる考えなのか ノロノロ台風は 迷惑でしかないけれど 琵琶湖の水も底深く循環される メリットだってあるのだろうし 稲が台風で倒れたり 水に浸かってしまわないよう 新米豊作を願いなが

          2日遅れの 〜松山千春 ON THE RADIO〜 繋がる推し人

          いつものようにXを見る。推しの情報を教えてもらう作業は欠かせない。誘導されてYouTubeへ飛ぶ。推しの次に続いていたのは、松山千春 ON THE RADIO 8月25日放送回だ。あれっ、千春さんは入院してるはずじゃなかったか。 松山千春のYouTubeがなぜ次に待機していたのかは私の検索履歴から、余計なお世話のお勧めだ。また全部読まれているのがほんとうに嫌だけれど、今回は良しとしておこう。 2022年北京オリンピックの羽生結弦選手への千春さんのコメント、時を経て夏季オリン

          2日遅れの 〜松山千春 ON THE RADIO〜 繋がる推し人

          介護と挫折と羽生くん

          羽生結弦GIFTを東京ドームで観ることが叶わなかった理由は私の心に迷いがあったからだと今も思っているのです。 ただの日記です。時系列前後してたいへん読みづらくなっていますが、残すなら今だと思ったものですから。 救急搬送と羽生くんのTV放送の夜 2024年GW後半、誤嚥性肺炎で母は入院した。 羽生結弦RE_PRAY舞台裏のTV放送中、救急の待合にいた。もちろん録画はセットしてきたものの、リアルタイムでみたい。ライブで見てるわけじゃないのに、この時間彼を愛する人たちがこぞって

          介護と挫折と羽生くん

          主の居ない家とピリピリと

          八月十四日のおっさんは忙しい。一軒3分の読経で檀家を渡り歩く。谷の間に向かい合う集落が地名の由来そのままのダムを背にして上(かみ)から下(しも)まで約2キロメートルをジグザグにだ。 お分かりいただけたと思うが、おっさんとは僧侶のことだ。 この準備を取り仕切ってきたのは写真の人、父だ。A型を一括りにするつもりはないけれど、やっぱりA型だよなと思う父は、この日の朝をひとりピリピリムードで迎えた。お供えよし、仏花よし、座布団よし、蠟燭よし、りんもよし、指先確認のごとく準備は進む。

          主の居ない家とピリピリと

          『平面と空間』 正源宗之の雑歌詩集より

          平面に線を描く それがどんなに広くても いつかどこかで交差する 君はこの平面のどこかにいる 君と交差する地点まで それがどんなに遠くても 君を求めて 君も求めているだろう それが出会いというものだろう それとも君は私を避けて この広く果てしない空間に飛び立ったのか 追い求めても交差するのがわからない 手応えさえもしないだろう 空間とはそんな所かもしれない    『平面と空間』 正源宗之

          『平面と空間』 正源宗之の雑歌詩集より