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バイオプラスチック

スキューバダイビングを始めたので海に行くことが増えました。
おそらく地元の人達が定期的に海岸を清掃してくださっているので、綺麗な海を目にすることが多いのですが、時々海岸にゴミが大量に流れ着いているのを目にすることがあります。
そういう海を見たときには、やはりゴミ問題を考えさせられます。

と言うわけで、自分でも何かできることは無いのかと、自然界で分解できる植物から作られてた生分解性プラスチックのゴミ袋を使う事にしました。
流れ着くゴミの中で一番目に付くのがプラスチックゴミですし、長い時間を経ても丈夫なプラスチックは自然に帰っていくことは無いのだろうなと。

また、自然界に捨てられたプラスチックが分解されず、細かいプラスチックに細切れになってしまいマイクロプラスチックと呼ばれ、生物に影響を与えているという問題もあるそうです。
マイクロプラスチックが動物プランクトンに摂取され、それを食べる小魚、小魚を食べる大きな生き物と食物連鎖の頂点に行くほどマイクロプラスチックが溜まってしまい、健康に被害を及ぼすとのこと。

というわけで、アマゾンで選んだ商品がこちら!
コーン由来のバイオプラスチックで生分解性プラスチックとのことです。

これでマイクロプラスチック問題解決と思いましたが、どうやら普通に出回っている生分解性プラスチックの製品は、海のような低温で変化が少ない環境では分解されにくいらしい。
私が買ったゴミ袋はコーンから作られているポリ乳酸樹脂というらしいのですが、普通の温度で分解されるには数年かかるらしいです。

海でも分解できる海洋生分解性のプラスチックがあるらしいのですが、そんなプラスチックでできている商品、なかなか売っていないようです。

こういうことを知ってしまうと、普通のゴミ袋のように必ず焼却ですね。
植物から作られているから燃やしたときの温暖化に影響する二酸化炭素影響が少ないので、普通のゴミ袋を使うよりはましという風に考えることにしました。

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