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お父さんの「失敗」が心をつなぐ
子育て中のお父さん、こんにちは!
突然ですが『子どもの前で失敗したらアカン!』って思ってませんか?
先日、子どもと一緒にスケートをしたとき、スケートが初めてな子供の前でカッコいいところを見せようと颯爽とリンクに飛び出したんですが、なにせ前回滑ったのがウン十年前。
気持ちとは裏腹に体が思ったように動いてくれず見事に転倒!
その瞬間、子どもは大笑い。
周りにはたくさんの親子連れや、外国人がいて恥ずかしいやら、情けないやら、いろんな感情が頭の中をぐるぐると駆け巡りました。
子どもを見ると笑いながら「お父さんもこけるんや!」と、安心した様子。
大人である僕が先に失敗している姿を見せたことで、「失敗をしちゃいけない!」という気持ちから「失敗しても大丈夫!」っていう気持ちに変わったんだと思います。(本当はカッコいいところ見せたかったんですが)
このような経験が、子どもの心に大切な学びを残していると感じています。
失敗することへのマイナスイメージがなくなったことで、コケてもコケてもチャレンジし、最初はリンクに立つことさえ必死だったのに、1時間もすれば一人でリンクを一周するまでになってました。
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「失敗」にマイナスイメージがあると、コケないように壁の手すりにしがみついたまま時間が過ぎていたような気がします。
もしそうだとしたら、
小さな失敗はしなかったかもしれませんが、
大きな自信を手にすることはかったでしょう。
リンクを一周した後の子どものドヤ顔は、最高にカッコよかった!
完璧じゃないおとうさんの姿を見て、子どもは安心感と親近感を覚えるのかもしれません。
子どもにとっては「お父さんも失敗する!自分も失敗して大丈夫!」という生きた教訓になるのではないでしょうか。
失敗を「成長のチャンス」と捉え、僕たちお父さんがそこから学ぶ姿勢を常に見せることが、子どもにとって何よりの学びです。
そして何より、
一緒に笑いあえる時間は、親子の絆を深める最高の瞬間
SNSには、「キラキラ育児」や「完璧な親」があふれていますが、そんなものは幻想です。
不器用でも、失敗してもオールOK!完璧じゃないお父さんこそ、子どもにとって最高のロールモデルなのかもしれません。
あなたは子どもの前で失敗した経験はありますか?