ChatGPTの新機能「canvas」を使ってみた~文章生成編~
こんにちは!インター・ラボ株式会社でございます。
今回は、2024年10月3日にβ版が提供開始されたばかりの
ChatGPT新機能「canvas」を取り上げます。
※canvasは現在(2024年10月9日時点)、有料版ユーザーのみ使えます。
新機能「canvas」とは
今回提供開始された「canvas」は、文書作成やコーディングする際にさらに役立つ機能があります。今回は、文章作成に関する機能をご紹介します。
文章生成において、canvasが提供する機能は以下の通り。
・編集の提案
・文章の長さを調整
・読解レベルの調整
・絵文字追加
・最終の仕上げ
これだけの機能があると文章作成する身としては非常にありがたい…!
それでは実際にこれらの機能を試していきます。
「canvas」を触ってみた
ChatGPTにログイン後、赤枠部分をクリックし、青枠の「GPT-4o with canvas」をクリック。
プロンプトを入力します。今回のプロンプトはこちら。
この生成された文章をもとに、canvasの機能を試していきます。
画面右下にある鉛筆マークをクリックすると、機能の選択が出てきます。
①編集の提案
編集を提案するを選択。
”編集を提案する”をクリックすると以下の画像のように、編集提案がある部分がハイライトされ、右側には「このような編集はいかがですか」という説明が書かれている。編集したい箇所の編集提案ボックスにカーソルを合わせると適用ボタンが出てくるので、選択する。
編集前と編集後の文章を比べてみましょう。
・編集前文章
・編集後文章
編集後の文章では、提案通り桃太郎が電話が苦手な理由がより詳しく描写されています。
②文章の長さを調整する
文章の長さを調整するを選択すると、スライダーによって文章を長くしたり短くしたりすることができます。
最短
もっと短く
現在の長さを維持する
もっと長く
最長
以上から選択。今回は”最長”にしてみます。
・変更前の文章
・”最長”に変更後
このようにもっと長く、短くをワンクリックで変更できるので、非常に便利です。文章が気に入らなくても、変更前のバージョンに戻れるボタンがあるので、気軽に編集することができます。
③読解レベルの調整
読解レベルもスライダーで変更できます。
読解レベルは上から、
大学院
大学生
高校生
現在の読解レベルを維持する
中学生
幼稚園児
となっています。
大学院生と幼稚園児を試してみます。
・大学院生
・幼稚園児
このように、読者のターゲットに合わせた文章作成ができます。
④絵文字追加
文字通り、文章に絵文字を追加してくれます。
・絵文字追加後
結構ポップな印象になっています…笑
⑤最終仕上げ
最終仕上げは、文法や明瞭さ、一貫性などをチェックし、最後の仕上げをしてくれます。
・最終仕上げ前
・最終仕上げ後
タイトルが付き、章立てしてくれています。
推敲を効率化したいときにおすすめの機能です。
まとめ
ChatGPTの新機能「canvas」を紹介してきました。
文章を作成するうえで必要な機能がそろっているな、という印象です。
仕事でも勉強でも文章を良く作成するという方にはおすすめの「canvas」。
ぜひ皆さんも一度体験されてはいかがでしょうか。
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