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動画生成AIで動画を生成してみよう

こんにちは!インター・ラボ株式会社でございます。
今回は、動画生成AIについて取り上げていきます。
昨今の動画生成AIの進化はいったいどうなっているのか!?
二つのサービスで体験してみようと思います。

今回使ったサービス

今回使用した動画生成AIサービス
「Hotshot」
「Kling AI」

上記の二つのサービスです。
どちらのサービスもテキスト(英語)から動画を生成することができます。
無料プランだと、たった数秒の動画しか生成できませんが、短時間で誰でも簡単に品質の高い動画を生成することができます。


Hotshot

無料アカウント作成で、1日に3クレジット付与されます。ただ、使わなかったクレジットは持ち越されません。無料アカウントは1日3回の生成までしか行えません。
生成できる動画の長さは、5秒程度。
「What are you imagining」に英語でプロンプトを入力します。

hotshotログイン後の画面。画像赤枠のところにプロンプトを入力

まずは以下のプロンプトで動画を生成してみます。

A futuristic metropolis with hover bikes zooming through the sky, neon lights illuminating towering skyscrapers. People are dressed in cyberpunk-inspired outfits, and AI-powered robots walk the streets. The entire city is bathed in the red glow of a setting sun.

日本語訳
未来の大都市を背景に、ホバーバイクが空を飛び交い、高層ビルにはネオンが輝く。人々はサイバーパンク風の衣装をまとい、AI搭載のロボットが街を歩くシーン。夕焼け空が街全体を赤く染めている。

生成された動画がこちら。

テキストを入力しただけでこんな動画が生成されるなんて(´;ω;`)
感動ですね…
動画生成時間は数分。

別バージョンも生成してみます。
プロンプトはこちら。

A serene beach scene with the sun setting on the horizon, casting a golden glow over the calm waves gently lapping against the shore. Seagulls fly above, and a person relaxes on a beach chair, taking in the breathtaking view.

日本語訳
美しい海辺の風景で、太陽が水平線に沈む瞬間を捉える。波が穏やかに砂浜を打ち寄せ、カモメが空を飛んでいる。ビーチチェアに座る人が、リラックスしながらその光景を見つめているシーン。


現実に即したシチュエーションでもリアルな質感の動画を生成してくれます。ただ、画面右のほうに謎の物体や空に何か浮いていたり不自然なところもあります。おそらくプロンプトに入力した、チェアに座る人、カモメを描いたのでしょうが、違和感があります。


Kling AI

Kling AIは、無料アカウント作成で66クレジット付与されます。
10クレジットを消費して動画を生成します。
こちらも生成できる動画の長さは5秒程度となっています。

アカウント作成、ログイン後、「AI Videos」をクリックし、動画生成ページに遷移します。

Kling AIログイン後の画面。赤枠のところをクリック

次に「Promt」と書いてあるところに作りたい動画のプロンプトを英語で入力します。

動画生成画面。画像赤枠のところにプロンプトを入力

hotshotと同じプロンプトを入力します。
Kling AIにはプロンプト入力の他にも、「Setting」や「Camera Movement」、「Negative Prompt」など設定、入力することができ、より自分が作りたい動画の詳細を決めることができます。
このあたりはhotshotにはない機能です。
今回は、デフォルトの設定のままで生成します。
できた動画がこちら。

良い仕上がりではないでしょうか!
続いて同じく砂浜の動画を生成してみます。
砂浜の動画は、下の画像のように「Camera Movement」を
"Pan"、1に設定してみます。

"Pan"、1に設定する

※Pan(パン)とは、カメラを左から右、あるいは右から左に振る撮影方法のこと。
動画では、下から上にパンされています。

木が倒れかけな事を除けば、リアルな映像と変わらぬクオリティではないでしょうか。

Kling AIは、テキストからの生成の他に、画像からの生成をすることも可能です。その場合は、自分で用意した画像をアップロードした上で、プロンプトを入力します。


まとめ

いかがでしたでしょうか。動画としてのクオリティは、「Kling AI」の方が高いように見えます。設定も細かくすることができるのは利点ですね。
しかし、「Kling AI」は動画生成の時間が長いです。5分以上かかることもあります。その分クオリティは、現時点の動画生成AIサービスの中では高いと思います。
どちらのサービスも無料で試すことはできるので、気になった方はぜひ動画生成にチャレンジしてみてください!


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