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令和の桃太郎はTシャツにジーンズ!?「Gemini」VS「ChatGPT」文章生成比較

こんにちは!インター・ラボ株式会社でございます。
今回は、「Gemini」と「ChatGPT」の比較を久しぶりにしてみたいと思います。noteでいくつかChatGPT、Geminiの生成文章についての記事を書きましたが、さらにレベルアップしたそのクオリティの高さに驚いています…
ボリューミーな記事となっておりますが、ぜひAI生成文章のクオリティを確かめてください!



まずは、両者に意気込みを聞いてみましょう。

AIたちの意気込み

ChatGPTさんの意気込み

ChatGPTの意気込み

Geminiさんの意気込み

Geminiの意気込み

Geminiの意気込み、やる気がすごい…!!!!笑
ひと画面に収まらない文章量で、意気込みを語っています。
これは楽しみになって参りました。
それぞれ同じプロンプトを入力し、文章を生成してもらいます。
プロンプトはこちら。

”令和バージョンにアップデートした桃太郎の小説を2000字で書いてください。”

それでは、まずChatGPTの生成結果をご覧ください。


令和版 桃太郎(ChatGPT生成)


昔々、令和の日本に、最新テクノロジーを駆使して平和を守る「ヒーロー開発研究所」がありました。この研究所では、世の中の悪と戦うために新たなヒーローを開発し、彼らをAIやロボット技術で支援しています。

ある日、所長の竹内博士のもとに一本のメールが届きました。
内容は、南方の孤島「鬼ヶ島」で謎の巨大ロボットが出現し、付近の海域を荒らし始めたというものです。鬼ヶ島にはかつて鬼伝説があり、長年立ち入りを禁止とされていました。しかし、この謎のロボットが復活し、鬼ヶ島から出現したことにより、島の伝説が再び注目を集めています。

博士は即座に対策を講じ、最新型AIヒーローを開発することを決意しました。その名も「MOMO-T」。
桃の形をした特殊カプセルに詰められた「MOMO-T」は、古くから伝わる桃太郎伝説に基づいて作られた、最先端の人工知能を搭載したヒューマノイド型ロボットです。

「鬼ヶ島の調査と、鬼型ロボットのせん滅を任せる。MOMO-T、君にこの任務を遂行してほしい」

竹内博士の言葉にうなずくと、MOMO-Tはすぐに出発準備を整えました。
しかし、一人では難易度が高すぎるため、MOMO-Tには共に戦うサポートメンバーが必要です。そこで、博士は動物型サポートロボットを用意しました。

まずは、最新の飛行技術を持つ「空中戦型イヌドローン」。彼は犬の形をしており、高性能カメラと武装を搭載して敵の動きを逐一観察し、空から攻撃支援を行います。

次に、データ分析が得意な「水中探索型サルロボット」。サルのような柔軟な動きで海中を自在に移動し、敵の動きを分析してMOMO-Tに戦略を提供します。

最後に、力強いパワーを誇る「地上戦型キジロボット」。キジをモチーフにした彼は、高速で地上を駆け巡り、強力なクローと尾羽で接近戦闘を得意としています。

こうして、イヌドローン、サルロボット、キジロボットを引き連れたMOMO-Tは、鬼ヶ島へと向かいました。到着した鬼ヶ島は、かつての伝説が蘇ったかのような不気味な雰囲気に包まれていました。目の前に立ちはだかるのは、巨体を持つ鬼型ロボット。彼は「鬼王」と名乗り、旧世代の遺産である人間たちを駆逐し、新たな支配者として君臨しようと企んでいます。

MOMO-Tが鬼王に対して一歩も引かず、冷静に言い放ちました。

「私はMOMO-T。この世に存在する悪を討つために生まれたヒーローだ。
あなたの暴走は許されない」

その言葉と同時に、イヌドローンは空からミサイルを発射し、鬼王の方に一撃を与えました。サルロボットは海中から敵の足元を狙い、バランスを崩させる作戦を展開。キジロボットは猛スピードで地上を駆け、クローを振りかざして鬼王の脚部に攻撃を加えます。

鬼王も負けじと反撃し、火を吹き、岩を投げつけてきますが、MOMO-Tは巧みにその攻撃を避け、隙を見て鬼王の胸部に飛び込むと、内蔵されたエネルギーブレードを放ちました。

「これで終わりだ、鬼王!」

MOMO-Tの叫びとともに、エネルギーブレードが鬼王の胸を貫き、内部の動力源を破壊。巨大な鬼型ロボットはその場に崩れ落ち、静寂が戻りました。

鬼ヶ島に平和が戻ったことを確認したMOMO-Tとその仲間たちは、任務完了を報告し、博士の元へと帰還しました。

「お疲れさま、MOMO-T。君たちの活躍で、再び日本に平和が戻ったよ」

竹内博士はそう言って、MOMO-Tの頭を優しく撫でました。

「ありがとう、博士。僕はこれからも、人々の平和を守るために戦い続けます」

MOMO-Tはそう言って微笑み、次の任務に備えるのでした。こうして、令和の桃太郎伝説は、再び新たなヒーローの物語として語り継がれていくのです。

END


MOMO-T…!!!!(´;ω;`)
ChatGPTの令和版桃太郎はロボットの戦いが描かれました。
以前の比較記事でのChatGPT生成文章に比べると大幅に進化している印象です。
以前の比較記事↓

それでは、続いてGeminiの生成文章を見ていきましょう。


令和版桃太郎物語(Gemini生成)


桃太郎は、いつものようにおばあちゃんの作ったお餅を頬張っていた。
窓の外には、桜並木が満開。春の息吹が心地よい。

「桃太郎くん、大きくなったね。もう一人前よ」

おばあちゃんの言葉に、桃太郎は少し照れながら頷いた。
昔のように、お餅を丸めて川に流すような幼稚な冒険はもうしない。
彼は、令和を生きる1人の若者として、新たな冒険を求めていた。

ある日、テレビのニュースで、鬼ヶ島が深刻な環境問題を抱えていることを知る。かつて恐れられていた鬼たちは、今は持続可能な社会を目指し、再生可能エネルギーの開発に力を入れていた。しかし、技術力不足と資金難に苦しんでいた。

「俺、行ってくるよ」

桃太郎は、いつものように赤い羽織袴ではなく、Tシャツとジーンズに着替えた。リュックサックには、水筒と携帯電話、そして、おばあちゃんが握りこぶし大に丸めたおにぎりが詰められていた。

鬼ヶ島への道のりは長く、険しかった。昔のように動物たちと出会うことはなく、道中を一人で歩くのは寂しかった。しかし、桃太郎は諦めなかった。彼は、道端で出会う人々に笑顔で挨拶し、時には手を差し伸べ、時には話を聞いた。

ようやくたどり着いた鬼ヶ島は、想像していた荒涼とした島ではなく、緑豊かな美しい島だった。鬼たちは、桃太郎を温かく迎え入れた。

「桃太郎さん、ようこそ鬼ヶ島へ。君が来たのは、きっと神様の導きだよ」

鬼の王は、そう言って桃太郎を歓迎した。桃太郎は、鬼たちの現状を目の当たりにし、何か力になりたいと思った。

「僕、皆さんの力になりたいです。一緒に鬼ヶ島をもっと素晴らしい島にしましょう」

桃太郎の言葉に、鬼たちは感動した。彼らは、桃太郎の提案を聞き、共に未来に向けて動き出した。桃太郎は、都会で学んだ知識とスキルを活かし、鬼たちに再生可能エネルギーの仕組みを教え、太陽光パネルの設置を手伝った。

少しずつだが、鬼ヶ島は変わっていった。太陽光パネルが発電し、街には明かりが灯り、人々の笑顔が増えた。桃太郎は、鬼たちと心を通わせ、共に時間を過ごす中で、彼らが昔のように恐ろしい存在ではなく、優しい心を持った人々であることを知った。

ある日、鬼の王は桃太郎に感謝の気持ちを込めて、島の特産品である鬼饅頭をプレゼントした。桃太郎は、饅頭を一口食べると、故郷を思い出した。

「おばあちゃんにも、この味を味わってもらいたいな」

桃太郎は、鬼饅頭を大切に持ち帰り、おばあちゃんにプレゼントした。
おばあちゃんは、孫の成長を嬉しそうに見て、一緒に饅頭を食べた。

「桃太郎くん、立派になったね。おばあちゃんは、いつも君を誇りに思っているよ」

おばあちゃんの温かい言葉に、桃太郎は幸せを感じた。彼は、令和という新しい時代を生きる中で、自分自身の成長と、人との繋がり、そして、社会への貢献を実感していた。

この物語は、桃太郎が鬼ヶ島で新しい友情を育み、共に未来を築いていく物語です。それは多様性を認め合い、互いの違いを尊重し、共に生きる社会の大切さを教えてくれます。桃太郎の冒険は、これからも続いていくでしょう。


THE 令和の桃太郎。
多様性、SDGsなどまさに令和の”今”を捉えた作風ですねぇ…
戦いはもう過去のもの。鬼と共生し、鬼ヶ島も緑あふれる島になっているようです。そして、令和の桃太郎は、Tシャツにジーンズといういかにもティーンな恰好でナウなヤングになっている模様。


まとめ

ChatGPTは、ロボットとなった桃太郎と鬼の戦いを描き
一方のGeminiは鬼との共生、多様性、SDGsなどまさに”今”を捉えた文章になっています。

どちらもなかなか面白い物語に仕上がってますね…
正直驚きました。
生成にかかった時間はほんの数秒から数分なので、あっという間にできます。

肝心な比較ですが、ここまでくるともう好みですね…!!!
Geminiは、生成結果を3つ提案してくれるところは良いポイントです。
しかし、文章に関しては甲乙つけがたい結果に。

この文章を基にして、さらなる物語の展開を考えることも充分に可能ではないでしょうか。
ぜひ皆さんもお試しください!


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