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大切なもののサインを見逃さない話

こんにちは。
あまり大げさなお話ではないのですが、人と話をしている時に大切なものをつい、視界に入れないで過ごしてしまっていたっていう事ありませんか?

私の場合は一緒に暮らしている大好きなわんこ。
私の住むこの地域はとても大きなわんこ仲間のコミュニティがあります。
お友だちに会えて、このこも私もハッピー。
飼い主どうしも、つい話に花が咲きます。

でもね、人間どうしって、どうしてもわんこ達みたいにさっぱりしてない。

わんこ達のコミュニティはとても清々しい。
ケンカもするし、小競り合いもするけど、みんな自分に素直。
嬉しい、楽しい、あそぼ、あきた、くんくん。
わんこである彼女たちはとっても自由です。自分のペースが最優先。そのうえで仲がいいから、本当にピュアに好き合っています。ただ何もせずくっついたりしてかわいい。
自分に忠実だから、帰りたい、疲れた、もう行きたい。ちゃんとサインをだします。

人間達は。楽しい、嬉しい、でも飽きた、そろそろ行かないと。本当は自分にとって立ち去りたい状況になっても、加わりたくない話であっても、なかなか抜けられない事があります。
多分、みんなお互いに。

そして、コミュニティの輪に気をとられて自分のわんこを見てなかったという時間があります。
もう疲れたよ、のサインが出ていたのに、会話が終わらないからふんふん聞いていて、サインに気づきながらもその場に留まる。わたしだけでなく、その状態に陥ってるな、と思う人他にもいます。そして、私の場合は、ある日ふと見ると大切なわんこが真横に倒れていました。
ほんの一瞬目を離しただけだったけど、サインに気付きながらちらちら様子をみながらお喋りから抜けられずにいたのです。

もう、大後悔です。

結局、疲れて暑くて、彼女なりの抵抗もあったみたいで、帰って涼ませたらすっかり元気でした。でもあのままいたら本当に熱中症になっていたかもしれません。

何かが起きてからでは遅い。
大事なものは何にしろあれ?と思うサインに気づく事があるはずです。
大事なもの、自分が保護するべきものは、小さなサインのうちにちゃんと対処すべきだなと思いました。

友達や仲間は自立している。
話の腰を折っても、空気を少しくらい乱しても、次会ったときににっこり笑って挨拶から始めれば、立ち去る時にはキッパリ理由を述べてありがとうを添えて伝えれば、分かってくれます。なにしろ、自立した人間は、わたしが居なくても生きていけます。

先に立ち去る時の居心地の悪さは一瞬です。
サインに気付きながら、薄くアラートが流れながら我慢するのは心地悪さが長いうえに、大切なものに何か起きて後悔するのはもっと大変なことです。

キッパリ、立ち去る事は賢い選択です。
相手は意外と気にしてないもんです。
後で何か言われるとしたらそんなコミュニティにはいないほうがいいよね。

当たり前かもしれないけど、そんなことが気になって遠慮してしまう自分へ。もしかしたら、同じような状態にあるかもしれないあなたへ。
ちょっとでも、心が楽になると嬉しいです。

後悔先にたたず。
大事なもののサインは早めに対処したほうがいいお話でした。

良い一日を。

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