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たかがフォンデュ、されどフォンデュ

こんにちは、紫です。

ありとあらゆるシチュエーションに登場して活躍してくれる、スイス伝統の食べ物の代表格。

それは何といってもチーズ。

スーパーへ行けば、チーズその他、乳製品の売り場が占める面積は日本のスーパーの比ではなく、スイスの食生活での重要なポジションに立っている。

寒い時期(暑くても食べてる人もいる🥵)、この国で、家族や友人が集っていただく代表料理といえば、なんといっても、丹精込めて作られたチーズを使った、チーズフォンデュ~お鍋で白ワインとチーズを煮溶かしたものを一口大のパンにつけて食べるというもの。

我が家では、「明日フォンデュしようか?」「わーい!やったー❣」てな感じで、みんなが喜ぶメニューのひとつ。

通常なら、二人以上人数がそろって食べるのが常識のフォンデュだが、何とおひとり様用の、カップラーメンならぬカップフォンデュも存在するのであった😮

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”いつでも、どこででも食べてやる”、のノリ。まさに執念。

日本人もかなりのお鍋好きだけど、この国民的メニューの重大さは、半端じゃない。

これが、どれだけ大切かを垣間見たのは、看護師として高齢者介護施設で勤めていたころ。

11月から4月まで月2回の割合で、フォンデュの日、ラックレット(ハイジのおじいさんが作ってた、暖炉で熱く溶かしたチーズをお芋にのせる、あれです😋)の日があって、皆でお鍋を囲み、かつて家族で楽しんだあの味を、住人さんたちが味わえる機会をもうけていた。普段は食事が進まない人も、みんなで一緒に美味しく頂けば、食欲不振も吹っ飛ぶ❤️ 

スイスで育った人にとって、忘れられない味。

フォンデュはバリエーションも数々あって、入っているチーズが1~2種類のものから、レストランに行けば十種類を超えるブレンドを食べられるところも。

どこのどのチーズを使えばおいしいのか、よーく研究されている、超こだわりのメニューなのだ。

キノコ入り、トマト風味など、いろいろあり。

スイスに寄ったら、是非お試しあれ😊







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