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厨二病、時々懐古厨

最近、しばらく会っていなかった親戚が余命宣告をされたという話を実家で聞きました。その人とは小学生、中学生くらいまでは頻繁に会っていたのですが、高校、大学となってからはめっきり会う機会も減っていました。個人的な時間の感覚として2013年とか2014年というのはそんなに遠い過去の時間軸には感じないのでこの話を聞いたとき、この間までは元気だったのにと思います。

僕が思っている以上に10年の時は重いようで2013年くらいに生きていたけれど今現在この世にはいなくなってしまった顔も知らぬ人達のことを思うと胸が締め付けられます。
次の10年に、この2023年を生きている人達の何千人かはたどり着くことができないと想像するだけで言い表すことのできない儚さを感じます。

よくとりとめのない会話で、何年前に戻りたいとか高校時代に戻りたいという事を沢山聞きます。でも大抵その人たちは、今自分たちがいるこの時間に戻りたくても戻ることのできない人々がいることに気が付いていません。時間は2033年になってから2023年に戻ることを許さない。あなたの将来を幸せに変える可能性があるのは、未来を変えようとする今の意思しかないということです。今がどんなに苦しくて自殺を考えている人も、未来の自分に貸しをつくるという意味であなたの生は無駄じゃないということになりそうですね。

多分、文で人を変えることのできる時代は遠い昔に終わっているし、悩んでいる人もいないのかもしれないのでこんな文章、書いたところで誰にも響かないのかもしれないけれど、流れゆく時の中で自分の考えを書いた文字はその媒体がある限り「変わらないもの」でいてくれると思うので、厨二病ぽくていいかもなんて思ったりします。


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