【エッセイ】palace town
お母さんが旅立った、病気だったみたい。
昭和42年
いつも一緒に居てくれたわけじゃなかった、学校に行く時も寝てるし帰って来てもお化粧中、すぐに舞台でお仕事。
でも朝ご飯も夕飯も1人じゃなかった、色んな人が出たり入ったり凄く賑やか淋しくは無い。でもひとりぼっち。
お母さんと何話したっけ?思い出せない。
よく分からないけど、今までと変わりない家で寝て学校にも行って何も変わらない生活?
何でだろう?
雪が降って来た又長い冬が始まるんだ。
お母さんが亡くなってあっという間に4