JR四国とJR北海道の経営について
JR四国とJR北海道が赤字になるのはわかっていたはずだ
自分は、小学2年生の時に初めて山陽新幹線に乗り、それまでは長時間鉄道や車に乗れば乗り物酔いがひどかった。新幹線の独特な匂いで乗り物酔いが治ってしまった。それ以来の鉄道マニアである。
国鉄を民営化した時には大阪で働いておりました。21歳くらいでしょうか。
国鉄は負債が2兆円以上ありましたので民営化に踏み切ったのは致しかないところです。
自分は民営化は賛成だがそのやり方が気に食わなかった。
国鉄をあまりにもバラバラにしたのが今回のテーマです。
JRを分けるとすれば3社にすれば良かった。
JR東日本、JR東海、JR西日本の3社です。
これが一番ベストなやり方だと思います。
ところが人口が少ない九州、四国、北海道、そして一番分けてはいけない
貨物を分けたのです。
当然ながら人口が少ないJR各社は大変苦戦を強いられました。
JR九州は経営陣が素晴らしかったので鉄道部門のコストを削減しながらアイデアで観光列車を次から次へと出してきた。
その観光列車は持っている中古車両を改造して鉄道デザイナーの水戸岡さん
がデザインしたのでドラえもんみたいな鉄道車両は人気を集めたのです。
ほかの鉄道車両も中古車両を改造して新車の車両は買わずに我慢してまず
鉄道部門の赤字を少なくした。
それをやりつつ新規事業の開拓に乗り出した。不動産、ホテル、農業、飲食店などの事業を一気に加速して非鉄道部門の収益を上げる、経営の多角化を
推し進め、九州新幹線の開業も相まって遂に東証一部上場企業になったのだ。
しかし、JR四国とJR北海道はこのやり方をやっても赤字解消にはつながらない。なぜならば北海道の総人口が福岡県とほぼ同じで四国の総人口は福岡県よりも少ないからだ。
こうなることは政治家は分かっているはずなのだが。アホちゃうか。
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