世界にインパクトを与えたテレビアニメ ランキングトップ10
世界にインパクトを与えたテレビアニメ
10位 アルプスの少女ハイジ
アルプスの少女ハイジから世界名作劇場がテレビアニメで放映された。
1974年からの放送だ。
フランダースの犬や母をたずねて三千里等の海外の児童文学をアニメ化した作品の最初の作品がアルプスの少女ハイジである。
この作品から宮崎駿さん、高畑勲さんが参加している。
後のスタジオジブリのアニメ監督になる二人だ。
アルプスの少女ハイジは実際にスイスやドイツにスタッフ(宮崎駿さんたちも同行)が行って風景の写真を撮影した程でアニメながらお金がかかっている。
後の世界名作劇場も同様に海外の写真を撮ってきてるのでアニメーションのクオリティーが高いため、スイスの人たちに映像を見せるとスイスのアニメーションではないかと言われる程のグローバルアニメなのだ。
9位 呪術廻戦
今のアニメで絵は確認している。呪いの術を使って戦うという感じで自分個人としては内容を把握してないのだが海外の人気は高く、アニメ主題歌を
King・Gnuが担当している。
今のアニメはパソコンを使ってセルに色を付けるので絵の具よりも目がチカチカする作品が多いので呪術廻戦は作品の内容をよく見てみたいと思う作品である。
8位 進撃の巨人
これも海外の人気の高い作品である。この作品はNHKで放送されていたので
アニメファンとしては見ていた。パソコンで色を付けているのだが絵の具並みに見やすかった。
作品は衝撃的で発想がSF小説のような感じなので海外の人気が高いと思う。
ただ自分個人としてはあまりにもグロテスクなところがあるので大人向けの作品であるかと思う。
7位 スラムダンク
世界中のバスケットボールファンには大きなインパクトを与えたようだ。
自分も高校生の部活でバスケットボールをしていたので良くわかる。
昔の漫画でアニメ化しているのだがああいうアニメは日本人の得意な分野で海外のアニメーターには出来ない描写を日本人は手先が器用なので
スポーツものは強いコンテンツである。
自分も部活でバスケをやっていたがサッカーの次にきついハードな球技スポーツであった。バスケといえばマイケルジョーダンが有名だ。
6位 キャプテン翼
これも世界中のサッカーファンに影響を与えた作品である。
元フランス代表の名選手だったジダンがキャプテン翼のアニメを見てサッカーを始めたのは有名な話である。
このアニメが「オーバーヘッドキック」というシュートを描いていたので
それを見て実際にやる選手が多くなったほどである。
自分個人としては映像を見ると危ないシュートだと思うが。
5位 NARUTO
NARUTOは特にヨーロッパで有名な忍者もののアニメである。
アニメ自体の映像は見ているのだがドラゴンボールに似たような感覚を覚えた。忍者ものは時代劇でもよく見ているので日本人はピンとくる人が少ないかもしれないが外国人から見ると新鮮な感覚で盛り上がったアニメだったに違いない。
特にフランスでは人気が高いアニメである。
4位 ドラえもん
言わずと知れた藤子不二雄先生の漫画でアニメ化されて今現在も日本で放映されたいるアニメである。
ドラえもんのポケットから出てくる小道具が奇想天外なものばかり出てくるので「こんなものをよく考えたな」というものばかりである。
これが世界中の子供たちに受けて世界中の子供たちが見ているアニメ作品である。
世界中の子供たちに夢と感動を与えたという事で4位にした。
3位 ドラゴンボール
本当はこの作品を1位にしたかったのだが本当に日本のアニメは凄いですね。
鳥山明先生がアニメと漫画の両方で世界中のアニメファンを熱狂させた功績では国民栄誉賞を上げてもいいほどである。
鳥山明先生が一人で稼いだお金の金額が3兆円以上という経済効果は計り知れないアニメ作品となった。また後のNARUTOやワンピースの漫画家も鳥山明先生のドラゴンボールの影響を受けている。
声優を努めた孫悟空役の野沢雅子さんの起用は正しかった。
自分は孫悟空よりも亀仙人とベジータのキャラクターが面白かった。
敵ながらフリーザも面白かった。
時空を超えた壮大な冒険アニメ作品だと思います。
鳥山明先生のご冥福をお祈りいたします。
2位 機動戦士ガンダム
この作品を2位にしたのはロボットアニメ作品ながら初めて日本人の名前を使わず国籍不明の名前を全キャラクターに付け世界の都市名で物語が展開していく。
当時の日本サンライズ(現在はサンライズ)というアニメ制作会社の富野由悠季さんがアニメの下請け会社からの脱却をする為にオリジナル作品を原作してアニメ化した。
当時の日本サンライズは勇者ライディーンやコンバトラーVというロボットアニメを制作していて絵の技術は相当なもので、ガンダムの後にはシティーハンターを手掛けている。話をガンダムに戻そう。
宇宙戦争を題材にして主人公のアムロの成長を描いた作品である。
アメリカのNASAのスペースコロニー計画を引用してロボットを戦争の兵器として使いモビルスーツという言葉をロボット兵器に名前を付けた、子供向けではない大人向けの作品に仕上げた。
主人公のアムロ・レイよりも悪役のシャア・アズナブルの方が人気が出るというのも初めてである。シャアは全キャラクターの中で1番イケメンに描かれていて声優の池田秀一さんの声もハマっていたのだ。
キャラクターデザインを手掛けたのが宇宙戦艦ヤマト2のキャラクターデザインを担当する安彦良和さんがヤマト2とガンダムの両方のキャラクターデザインを掛け持ちしながらの作品で安彦良和さんはヤマトよりもガンダムの方が面白かったと語っている。
ガンダムは物語の展開が難しくヤマトと同様に最初からの視聴率が悪かった。
しかし本当の名作は最初から売れないものがほとんどである。
音楽からの例に例えれば中島みゆきの「糸」という曲は現在にヒットしているが世の出したのが30年以上前の曲である。
またガンダムのプラモデルはいまだに世界中で「ガンプラ」の愛称で売られている。
自分はモビルスーツのザクとガンダムの量産型モビルスーツのジムが好きで、セイラ・マスが好きだった。
1位 鉄腕アトム
国産アニメの第一号の作品と言われているアニメが鉄腕アトムである。
原作者で漫画家の手塚治虫先生がアニメの制作に関わった作品である。
ストーリーは子供向けでありなぜこの作品を1位にしたのか疑問に思う人が多いだろう。
鉄腕アトムが出るまでのアニメはディズニーアニメなどのアメリカのアニメしかなかった。
当時のアメリカのアニメの作り方は1枚、1枚にセルの絵を背景から人物まで全て描くやり方でアニメを作っていた。
アニメーターも数が多く製作費が多くかかっていた。
鉄腕アトムはテレビアニメなので1週間に1回の30分のテレビアニメとして計画された。
手塚治虫先生はディズニーと同じやり方では人手がかかるし製作費も少ない。そこで背景を1枚だけ描いて人物などは別々に描いてと描く工程を極限まで省いていった。
アトムの眼だけ、手だけ動くようにと人物まで描く工程も省いていった。
多少動きがぎこちないが製作費が少ない中でテレビアニメを作っていった。
それが成功したのだ。
つまり今のアニメの作り方のプラットフォームがすべて鉄腕アトムのプラットフォームで作られている。
ドラゴンボールもガンダムも背景と人物が別々に描かれていて宮崎駿監督、新海誠監督もアナと雪の女王のディズニーもすべて鉄腕アトムのプラットフォームでアニメを作っているのだ。
アナと雪の女王はCGで描かれているが背景と人物は別々である。
マイクロソフトのOS、アップルのOS,アンドロイドのOSと同じようにアニメのOSが鉄腕アトムである。
手塚治虫先生が鉄腕アトムを作っていなければ日本のアニメはいや世界のアニメは製作費が膨大にかかっていただろう。
手塚治虫先生には本当に国民栄誉賞を与えて欲しいと思います。