災害列島日本、政府や企業は災害用シェルターを格安で造って普及させて欲しい
地震予測は日本の新幹線が10秒前に予測出来ます
台風の予測や気象は気象衛星で大体の予測が可能となりました。
しかしながら東大地震研究所や東北大学の教授が色々なデータを集めて
コンピューターで解析している事は分かっています。
GPSを使った地殻変動を分析して解析している事も知っています。
日本の新幹線は海底のP波(初期微動)を検知したら瞬時にどれくらいの揺れがくるかを新幹線中央指令室に送ります。S波(主要動)、つまり一番大きな揺れが新幹線に届くまでに10秒かかります。
その10秒で時速300キロで走っている新幹線を止めるようになっている為に地震からの大事故はいまだゼロです。
台湾の新幹線はフランスのTGVに決まってました。
決まった後に台湾に大地震が来たのです。
そこで大きな被害を受けた台湾は地震対策をやっている日本の新幹線を
導入することに切り替えました。
ただそれでも予測が出来るのは10秒だけなので一般人は逃げられないでしょう。
量子コンピューターが出来れば分かりませんが。
動物は地震に対して敏感に反応する
昔に本で動物や鳥たちは気象の異変を感覚的に察知するという事を知りました。雨風や台風はもはや人間の科学技術の進歩により動物や鳥よりも早く予測する事が可能となりました。
しかし、地震予測は現在の科学技術を持ってしても10秒がやっとです。
量子コンピューターが出てきてもどこまでの予測が出来るか正直わからないです。
メジャーリーグで大活躍している大谷選手は自分の科学的なデータをアメリカのスポーツ分析会社に解析してもらっています。
しかしながら感覚的なものは分析出来ないのでシアトルマリナーズにイチローさんがいるので色々アドバイスを受けに行ったそうです。
つまり今はデジタルが世界の経済活動を握っていますがアナログを使っている分野もあります。時計は未だにアナログ時計が高額商品として売られています。自動車やバイクのメーターもアナログが多いです。
そこはなぜアナログが多いかというと針の位置で時間や速度が瞬時に読み取る事が出来るからです。
動物や鳥もアナログが人間よりも発達しているので特に地震に対して敏感に反応すると思われます。
どうしたら動物や鳥を使って地震予測につなげるか
気象庁の地震観測地点で犬や猫、小鳥を少しだけ飼います。
その動物たちを防犯カメラみたいなもので動作や表情をAIに学習させます。
日本だけではデータが取れないので世界の地震多発国とも連携して動物たちの行動パターンをAIに学習させるのです。その情報を共有をしながら東大地震研究所でもデータ解析すればいいのかなと思います。
ただ自分の考えが絶対正しいことはないので参考にもならないとは思いますが。
国土強靭化計画よりも災害用シェルターを造れ
日本政府は国土強靭化という事を盛んに言っています。
簡単に言えば日本の国土をコンクリートで固めて要塞化をすれば災害が来てもびくともしない、住民の命を守れるという発想です。
確かにそのことは一理あって正しいと思います。ただ国家予算がとてつもない金額になるので20年以上はかかるでしょう。
災害は20年以上も待ってはくれないので今の予算でやれることをやりながら国土強靭化も進めていく必要があります。
核シェルターというものがあります。noteの記事の中でも結構載っているので皆さんは知っている方が多いと思います。
自分は42年前にスイスの核シェルターの本を読んで知りました。
広島県にも小学4年生まで8年間住んでいました。当然ながらプロ野球は広島カープのファンです。
小学校の図書室も原爆の写真が多数あり写真を見るのは怖かったです。
原爆資料館には広島が2回、長崎が1回行きましたが広島の方は展示物がとても怖かったです。
漫画のはだしのゲンもかなり見ました。原爆、核ミサイルの怖さは良く分かっています。
核爆弾を2回も使われた唯一の国が日本なのです。
毎年原爆を落とされた広島と長崎は落とされた日に祈りを捧げます。
祈るだけではダメです。自分たちはこれからも生きていかなくちゃならない。そのためには核ミサイルから身を守るためには核シェルターが必要なのです。
北朝鮮がミサイルを打って来て北海道にJアラートがなっても北海道の人たちが口をそろえて「どこに逃げていいか分からない」といいます。
スイスは投資をしてお金があるからこそ核シェルターを整備する事が出来るのです。ウクライナがロシアのミサイル攻撃を受けても耐える事が出来ているのもシェルターがあるからです。
核シェルターとまでも言わない 災害用シェルターを安く造れ
核シェルターは今の日本の国家予算では造る事は出来ないだろう。
ただ災害用シェルターを整備する事は可能だと思う。
コンパクトな設計にして工場で量産化して海外に輸出すればコストは劇的に下がると思う。
三菱重工業、川崎重工業、日立造船等の造船が得意な会社は水害や津波といった水を遮断出来る技術を持っている。
大手ゼネコンやタイヤメーカーは地震に対して免震構造の技術を持っているはずだ。
また、一部の建設会社は3Dプリンターで家を造るところもあります。
日本政府がこれらの会社を束ねてコンパクトで工場で生産出来る災害用シェルターを大量生産して日本だけでなくフィリピン、インドネシア、台湾、中国、トルコといった地震多発国、台風の被害を受けやすい国などに安く災害用シェルターを輸出すればコストが下がり国際貢献にも寄与すると思います。
また一般住宅用と集合住宅用の二つの規格で造る必要があります。
工場を建てる場所は大きな工場となるので地価が安くて人口が少ない県がいいと思います。そういった県は工場誘致にもなるので仕事が増えると思います。
南海トラフ地震に備えるためには
テレビのニュース番組で南海トラフ地震を想定した高知県の海岸沿いの町で高さ15メートルの高台に階段で登る津波避難タワーを映していました。
その映像を見て「こんな所に避難してたら津波に間に合わない」
と思ってしまった。
やはりすぐそばに災害用シェルターがあれば津波にも対応して、
なおかつ線状降水帯があった時でも水害から身を守る事が出来ると思います。
家の近くに災害用シェルターを造れないとなれば公民館や学校に集合住宅の災害用シェルターを造ればいいと思います。
災害用シェルターには非常食、簡易トイレ、非常用発電機、水を貯めたポリタンク等の最低1週間はそこで暮らせる様な感じでいいと思います。
東京都や大阪府は地下鉄が多くビルしか逃げ場がないのでビルの1階部分の
ワンフロアにビル用の災害用シェルターを備える必要があります。
高層ビルではエレベーターが止まっているので例えば5階ごとにビル用災害用シェルターを備えると階段で行き来しやすいのでそこで避難して急場をしのぐというやり方もありだと思います。
避難以外にも他都道府県が連携して災害対策のネットワークを構築することが重要で災害対策のシュミレーションを全都道府県の職員がオンラインでもいいので有事になる前に机上訓練を行った方がいいと思います。
政府もそういった机上訓練を進める事が南海トラフ地震や巨大地震に有効だと考えます。
最後になりましたが
日本政府は南海トラフ地震や巨大地震に対して日本一国で対処することは出来ません。
日本から近い国々に応援してもらうことが早く解決することになります。
日本から近い国々というのは韓国、台湾、フィリピン、インドネシアの国々と在日米軍、在韓米軍が挙げられます。
それらの国々や米軍と災害協定を結びます。
韓国は軍事同盟を日本とは組みませんが災害協定であれば参加すると思います。
台湾は災害協定であれば中国も何も言わないと思います。現に台湾企業の
TSMCが熊本県に工場を建てても中国は何も言ってこなかった。
フィリピン、インドネシアは日本に近く地震多発国であり台風の被害をもろに受けやすい国々なので日本と災害協定を結べば双方にメリットがあります。
在日米軍、在韓米軍とも災害協定を結べばアメリカやオーストラリアからの支援を受ける事が可能になります。
国同士の災害協定は主に机上訓練であらゆる分野を想定しながらの訓練を積んでいく事が重要となります。
経済や航空機、貨物輸送ルート等が挙げられます。
最後に自然災害の難局にみんなで乗り切っていきましょう。