不意に入った居酒屋

 銭湯上がりに居酒屋へ向かう。立ち食い寿司の居酒屋か普通の居酒屋が向かい合っている。気持ち的には立ち食い寿司だったが中を覗くと入りにくい雰囲気。向かいの居酒屋に入った。
 そこは夫婦でやっている昔ながらの居酒屋で,おばあちゃんと一緒に鑑定団をみていた。そんな中1人で入りとりあえず瓶ビールを注文.その後料理を決める。鯵のなめろうにするか,鯵のお寿司にするかで悩み、結局なめろうにする。つぶ貝も頼みたかったが売り切れだった。お店の扉が開き,スキンヘッドの鼻下に白い髭が生えているお客さんが来店、マスターと乾杯。美味しそうにビールを飲んでいる。しばらくしてなめろうが到着し、同時に納豆巻きを注文。やっぱり鯵はなめろうである。最近家でなめろうをつくっていないことを思い出し生活を振り返る。
 白髭のおじちゃんが言った。「車の中で見て他,テレビがきになって。」何かとおもえば仰天ニュースだ。筆者はすごい気にしている。そこで会社員の横領の話になり、そんな人周りにいないからなーという話から、そういえばサドル盗んだ人早くきてたよねという発言。あの時はそんな人に見えなかったのになと奥さん。人はわからない。
 そんなこんなで、ネギと一緒に巻いてある納豆巻きが到着し、美味しくいただきました。その後ひと段落したマスターがこの辺なの?と話しかけてくれた。銭湯の帰りであることを話すと「昔は銭湯が15円だったんだよ」と驚き発言。「今は550円くらいですね〜」といろんな年代、性別、いろんなことをやってきた人達と共通の話をできて面白かった。結果的に大正解であった。

  • 昔ながらの居酒屋

  • 味のなめろう

  • サドルを盗んだ犯人

  • 昔の銭湯は15円

感想

 やっぱり雰囲気がいい居酒屋は愛されると思った。
 最初は行った時は仲間内で仲良くやってるように見えるが、後には話かけてくれて楽しくお話をしてくれる。1人で来たお客さんも楽しませるような居酒屋というのは1人で行っても心地よい。リピートしたくなるはずだ。居酒屋は料理も,お酒も大事だが、その店主の人柄も大きく関わってくると思う。
 まあ,時にはこだわりを持った店主で例外もあるが、基本はそうだと思う。こだわりを持って居酒屋をやるのは大切だと思うが.それだけでなく料理以外の点にも気を遣ってやることがいい居酒屋と言われる物につながると考える。


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