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【散文詩】半自動筆記に依る夜想曲(2)-2:『MAD REGAL』-2
やがて私は孤独の辛さにも関わらず、
「其れが私の生きる道だ!!」と圧し寄せる曇天に向かって叫んだ。
私は近くに有るとても旧い型の戦闘機に乗り込み、
汚された私自身の純潔への手向けとして、
たった一機だけでの報復戦闘を
開始した。
只ひたすらに戦い、高度を上げ続ける中で、
如何し様も無い怒りが口を撞いて出る。
「悪いのはあいつだ!!何も彼もあいつが悪いんだ!!」
そして、弾薬も燃料も何も彼もが尽きた頃、
降り立った砂漠では歪んだ真珠がグロテスクな輝きを放ち、
私を待って居た。