家の中を気持ちよく
自粛が続いて、家にいる時間がとても多くなった。
ただ、僕達の住んでいる所は岐阜県の田舎で、人も少ないところだから、人の集まるところに行かなければ、散歩をする為に外に出るのは全然問題ないし、自然豊かなので、綺麗な川や、雄大な山々を見ているだけで癒されるから、自粛疲れとは無縁の生活を送っている。
でも、それでも家にいる時間が多くなりがちだから、家の中の空気を良くしたいと思って、掃除をしたり、物のレイアウトを変えてみたりと色々と試行錯誤している。
掃除をすると、家の中もサッパリと綺麗になるし、自分の心もサッパリとする。
部屋が散らかっていると、自分の心が乱れてきているサインだから、出来るだけ(とは言っても子どもが二人いると直ぐに散らかるが……。)綺麗な状態にしていたいと思う。
特に水回りと呼ばれる、キッチンやトイレ、お風呂場は空気を良くして、常に綺麗にしておきたい場所のひとつだ。
なぜ、水回りをこだわるかというと、「直ぐに汚れるから」という正論はもちろんだが、それだけではなくてこんな面白い話しを何かの本で読んだからだ。
簡単に要約するとこんな感じ。
家を建てて玄関を開けて、人が入っていく時に、人だけじゃなく、一緒に何人かの神々も我先にと一緒に家に入っていくらしい。
そして、それぞれの神々は、金銀財宝を持って入っていくらしい。
人も綺麗なところが好きなように、神様も一緒で、人気の場所はリビングや、寝室などの綺麗な所だ。ただ1つの場所に1人の神様という、ルールがあるらしく、リビングや寝室の場所を取れなかった神様は、水回りと呼ばれるキッチンや、お風呂場、そして最後は人気がないと言われる「トイレ」という順番で神様が入っていくらしい。
しかし、なんで競争に負けてしまったかというと、競争に勝った神様は、金銀財宝を少ししか持っていなくて身軽だったから。
という事は、競争に負けた神様は(トイレに入らざるを得なかった神様)というと、大風呂敷にすごい量の金銀財宝を担いでいたから、どうしても競争に負けてしまったという事。
だから、そんな、場所(水回り)を綺麗にして、良い空気が流れるようにすると、そこに居座る神様が喜んで、沢山の金銀財宝をくれる。
という話し。
本当なのかどうかは分からないが、僕はこうゆう話しが大好きで、この本を読んでからは、金銀財宝を狙いながら、というのは冗談だが、水回りの掃除というのを大事にするようになった。
そして、こんな自粛ムードでなんか気持ちがモヤモヤするから、家の中に沢山お花を飾ることにした。
お花の持つパワーが好きで、お花が家の中にあると、その場の空気がパッと明るくなって、気分も晴れやかになるし、気持ちいい空間になる。
昔は花を見ても、何も思わなかったが、僕も大人になったのか、花を見ると心が軽やかになる。
いつまでコロナが続くか分からないが、常に気持ちのいい空間で過ごす事は、心の健康にプラスの影響を与えるだろう。
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