僕の子育て論Part①

子育てに、正解はないと思う。
たけど、自分の子には親がしっかりと信念を持って、子育てに向き合いたいと考えている。

僕が子育てで大事にしている事のひとつは、「押し付けない」事。
押し付ける事は、その子の色々な可能性を摘み取ってしまうのではないかと思っている。

これは自分自身の体験談からだけど、僕は父親に、「こうあるべきだ。」と押し付けられて育ってきた記憶か残っている。
「長男だから家を継ぎなさい」、「定職につかないといい人生をおくれない」、「正社員じゃないとダメだ」、「子育ては厳しくしないとダメ」などなど……。

その度に、僕と父親はケンカをして、定職についてない時期もあったし、社員じゃなくてアルバイトをしてた時期もあったし、今現在は実家に戻るかも決めかねている状態です。

でも、定職に着かずにアルバイトをしてた時期は、自分のやりたい事を見つける事に必死になれて、あの時期にしていた、人力車の仕事は、仕事に対する考え方をガラッと変えてくれて、仕事に真剣に向き合えるようになれたし、あの時期に出会った仲間は、学生時代みたいに熱くなれた最高の仲間で、 本当に人力車の仕事に出会えて良かったと思っている。
(人力車時代の話しはまたゆっくりとしたいと思う。)

そして、世界一周の旅をする事もその時期だからこそ出来たと思う。
(世界一周の話しもまた違う機会にしたいと思う。)

親の敷いたレールの上を、言われるがままに歩いていたらもちろん今の僕は無いだろう。
二通りの人生を比べられる便利な道具はないので、比較することは出来ないが、心の底から、自分で決めた道を歩いてきてよかったなと思う。

今の所の人生に対する後悔は、考えつく限りあまり無いように思う。
もっと野球の練習すれば良かったとか、勉強すれば良かったとは思うけど……。

かなり割愛をしたけど、こんな経験からだろう、やっぱり子どもには、自分の道を自分で決めて歩いていって欲しいと思う。だからこそ、「押し付けない」様に気をつけたいなと思う。

押し付けられるとどうしても反発したくなるし、考える思考を強引に寸断してしまう気がする。
物事には、必ず複数の考え方、見え方が存在する訳で、「こうゆう考えや見え方もあるのか」と複数の考えに自分で気付くことが、人生をより豊かな物にするのではないかなと、考えています。

そして、物事には正解は無くて、結局のところどっちでも正解だし、間違いでもあるのではないかと思っている。
何故ならば、今現在の世の中には、二通りの人生を比較する便利な道具が無いからだ。
だからこそ、自分の意思で決断した事は正しいし、正解なはず。

手を差し伸べたり、背中を押す事はしてあげたいけれど、最後の決断は、彼らに任せたい。

そして彼らが出した決断には、口を挟むことなく、全身全霊で応援してあげたいと思う。

子育て論は、書き出すと止まらないので、また違う機会にPart②を書きたいと思います。

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