「秋ピリカグランプリ2024」審査員として伝えたい
ピリカさんによる、物語の私設コンテスト「ピリカグランプリ」が開催されます!
2021年の第1回「ピリカグランプリ」から、冬ピリカ・夏ピリカ・春ピリカと季節を重ね、今回で一巡することとなる「秋ピリカグランプリ」。
ワクワクしますね~ (*´ㅂ`*)
それだけじゃなく緊張もしています。
なぜなら今回、その審査員(&運営)を務めることになったからです。
秋ピリカグランプリについて
「秋ピリカグランプリ」について簡単に申し上げますと、「テーマに沿った物語を既定の文字数で創作して応募、入賞者には 賞金がでるよ!」というありがたいコンテストです。
↓ ざっくり応募要項 ↓
■ テーマ 「紙」
■ 文字数 800字~1200字
■ 期間 10月4日(金)~10月9日(水)
■ 文末に文字数を明記
■ ハッシュタグは「#秋ピリカ応募」
■ 1人1作品のみ
詳細は、以下の記事にあります。参加される方は、絶対に読んでくださいね。(※フォローやスキはマストではありません)
毎回100本以上の優れた作品が集まるコンテスト。
審査員は、全部で10名。
10名がそれぞれ「これ!」の × 10作を選び、
次に10名が相談して「これ!」の6作を選び、
最後に最終選考から惜しくも漏れた作品の中から、
読者投票で「これ!」の3作を選ぶ。
今回は、そんな三段構えになっております。
その審査員のひとりとしての心構えを、以下に記しておきます。
ピリカグランプリで変わった人生
大袈裟だと思いますか?
私は、前回の「春ピリカグランプリ」で個人賞を受賞しました。
それが嬉しくて嬉しくて。長いあいだ固定記事にしていたので目にしたフォロワーさんは多いかもしれません。(拙作はこちら『断たれた指の記憶』テーマは「指」)
「豆島 圭」としてno+eを始めた、僅か1か月後に開催されたピリカグランプリでした。審査員の誰一人、私のことを知らなかったはずです。
私も知りませんでした。
知らなかったので、10名の審査員のページを見に行って、複数の作品を読んで、この審査員さんに読んでもらいたいなぁ、この審査員さんには好まれないかもなぁ、などと思いながら作品を書き始めました。
その時の自分にできる精一杯のストーリーを練り上げ、少ない文字数に四苦八苦し、何度も何度も推敲して、そして応募。
多くのスキやコメントをいただき、また、フォローしてくださり。私も他のかたの作品を読み、笑って、泣いて、うまいなぁと感動して。
そして、個人賞を受賞した。
あの頃から人生が変わりました。
何度も公募に落ちまくり、膝が血だらけだった私でも、スキップするように毎日を過ごせるようになったのは、やっぱり「ピリカグランプリ」のお陰なんです。
たくさんの交流が生まれました。
たくさんの刺激や勇気をもらいました。
おそらく受賞できなかったとしても、それらは受け取っていました。
そんな出会いがあったと、今回も誰かが感じてくれるといいなと、ひそかに思っています。
審査に当たって意識すること
そんな私が、今回みなさんの大切な作品を読むときに意識することは、ズバリ
★「紙」の文字を含むだけではなく、テーマとなっているか
です。
また、次のような作品に私は高い評価をつけると思います。(全てを満たす作品という意味ではありません)
★ その発想は今までなかったわ~👍
★ 構成がよくて引き込まれるぅ👍
★ オチがキマッターーッ👍
★ この一文、心に刺さった……👍
ちなみに、審査対象とするのは「タイトル+本文」のみ。
前書き、後書き、コメント欄に何か書かれていても一切考慮しません。
(私は小説のタイトルをつけるのが苦手なので、タイトルがヘタでもマイナスにはなりませんが、うまくてプラスになることはあります)
また、当然ですが、私との関係性、今までの経歴も審査には一切関係ありません。
応募作は、必ず全て読みます。
ほとんどの作品を、きっと何度か読み返します。
そうして、私が「いちばん」と思える作品を選びます。
とにかく楽しみ
上記は、あくまで「豆島」の基準です。
他の審査員は、それぞれの基準で選びます。
10名の審査員の趣味、嗜好、得意分野などはバラエティに富んでいます。
ということは、
どんなジャンルでも、どんな文章でも、入賞の可能性があります。
自分が「面白い」と思って書いたものが、審査員のだれか1人の目にとまれば入賞するかもしれない!
なんか……ジブン、取れるんじゃね?
って、チラっとでも思ったそこのあなた!
ぜひ、挑戦してください。
あなたが 一生懸命考えて創作した物語が
応募されることを 楽しみにしています。
待ってるよ!
他の審査員の方々の心構え。
あなたは誰からの個人賞を狙いますか( *´艸`)