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おむの戯言 雰囲気って大事だよねって話

皿洗いバイトをしすぎて手がふにゃふにゃになりかけている「おむ」です。
今回は、飲食でバイトをしている中で不思議に思ったことについてお話していきたいと思います。

黙〇

最近の飲食店や温泉などでは、至るところで黙食黙浴など“黙〇“の言葉を強調したポスターを目にしますが、これは果たして効果があるものなのでしょうか。
もちろん誰かしらには届いているはずですが、僕がここで言いたいのは黙〇を伝えたい人にとって印象深いものになっているのかということです。
 もうすでに静かにしている人に「静かにっ」と伝えても意味のないことで、うるさくしている人に伝えようとしなければならないはずです。

 実際に僕が飲食店で友達と話すときも多少の罪悪感はありながらも迷惑にならない程度で話すくらいならいいだろうと思ってしまいます。ここから考えても黙食を浸透させるには違った方法をとる必要があると思うんです。

ポスターの意味

そもそもポスターにできることとは何なのでしょうか。個人的な意見になってしまいますが、ポスターは

興味を持ってもらうという面では優れているもの

だと考えています。新しい商品が発売されたとき、あまり知られていないサービスを伝えるときなどでは、それに興味を持ってもらう窓口にはなりえます。

では反対に注意喚起でポスターを使うのはどうでしょうか。

結論、僕は無意味であると考えています。

“マイナスから0“と“0からプラス“

なぜ無意味であると思うのか、少しおこがましいですが、「モチベーション」の観点からご説明させていただきます。簡単にモチベーションとは大きく二つに分けられます

1、「~しなければならない」
(お腹が空いたから食べなければならない、お金がないから仕事をしなければならない)
※マイナスから0

2、「~したい」を実現する
(健康的な生活を送りたいから3色しっかり食べる、いい車に乗りたいから仕事をする)
※0からプラス

ポスターは興味を持たせる役割があることを考えると「~したい」を促すため、注意喚起のポスターも促進しているのは2の方であると考えられます。     
 しかし、例えば ”歩きたばこはやめましょう” と書かれているのを見て、歩きたばこするのを辞めたい!と思う人が現れるでしょうか。
 よって黙食や黙浴は注意喚起の部類であると考えられるため、ポスターで伝えるのは意味がないと考えられます

雰囲気づくり

それではこれを解決するためにどうしたらいいと思いますか?僕は雰囲気づくりがベストだと思うんです。例えば、音楽ライブの開会で一気に暗転した時、観客はすぐに静かになりますよね。
 同様に、カフェなんかでも大きな声を出しているとすごく目立ってしまうので静かな人が多いなんて状況は確実にあります。
 この二つの例は少し原因が違えど、結果的に

それぞれの雰囲気が観客の“黙る“という行為を引き出している

と言えます。
 先の考察から言うと、黙らなければ、ライブを始められない(カフェの例では恥ずかしい)といったモチベーションが働いているからこそ、このような状況を作り出せていると考えられます。

飲食店でも照明を少し落としてみるだけで、話す割合が減ると思うので、今度店長に掛け合ってみようと思います。
(おそらく却下されますが、、、)

おわりに

今回は飲食店に貼られる”黙食”よりヒントを得て、深ぼってみました。
 個人的な意見のオンパレードなので、異議を認めますが1意見としてこういった考え方もあるなと思ってくれたら幸いです。
 余談ですが、こういった場面でもモチベーションが役に立って、すごく面白い分野だなと思いました。皆さんも機会があればモチベーションを学んでみてください!それではしーゆーれいた


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