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子どもが子どもらしく生きれない環境ができ始めていることを懸念する話

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昨今の

公園の廃止

公園での遊びの制限

自宅前のプールの問題

金切り声

小学校での高齢者とぶつかり賠償を…

子ども達をとりまく環境に様々な「制限」がかかるなぁ…としみじみ思います

罪は罪

良くないことは良くない

安全上仕方ない

とすることももちろん大事ですし、基本はそれでいいと思っています

ただ、子ども達を制限する前に「大人」が何ができたかもしっかり検証、議論していくことが大切なのではないでしょうか

「子どもが悪いよね」で終わるのは「大人」としてあまりにも無知で無責任だとも思うのです

例えば、小学校での高齢者とのぶつかる事故 2019年の事件なんですよね
判決が出たのが最近というだけで…

・高齢者側が許可を取っていた

・太ももの骨折はそのまま死に直結する

・賠償責任が発生する

・当時小学6年生だったお子さんにも守るべきルールがあったし、けがを負  わせた責任はお子さん、保護者がとるべき

これはその通りだと思います

しかし、子ども側の背景も見ていくと

・ルールがあったとしてもおこさんは帰るときに追いかけっこをする可能性はある

・身体を使って遊ぶところが少なくなっている

・お子さんは財力、移動手段、他者と関わる力がまだ未熟

・事前に高齢者が通ることを知っていたか

・いろんな特性やお子さんがいて行動もさまざまである

等といったこともあり

なんというか…単純に…

・「子どもを理解していない大人が居場所や遊ぶ場所を奪っているのに、更にグラウンドとかも奪っておいてそりゃないよね」

・・「高齢者とお子さんはこれから一緒に活動しないほうがいいね なにかあったら賠償が発生するかもしれないから」

みたいな気持ちになるのって自然な流れなのではないでしょうか…

俗にいう「分断」が加速しますよね

実際にある、ありうるケースだからこそ「ここ」を「調整する大人」が本当に大事ですし必要なんです

誰が悪い云々でもめている場合ではないのです

じゃあ具体的に今後何が必要かという話なんですが…

賠償はあっていいと思います

ただ、これを

・子ども(保護者)側とするか

・学校側とするか

・行政側とするか

は議論の余地があるのではないでしょうか

こういった危険を予知・予測できなかった大人側にも当然責任があると考えますし、予測できていれば事前に

子どもと高齢者の行き来の時間をずらす

事前に子ども達に伝える努力

通るルートの整理

はできたのではないしょうか

こういった安全が確保されていない状態で起こった事故は、当然環境を提供した側にも責任が発生するのが道理です

しかし今回、「教員、校長は女性の進路などの状況を把握していなかったから過失は認められない」

というちょっと道理に反していることになっているんですよね

普通知らなかったら罪に問われないでしょうか?


お子さんへの指導はどうだったか という話もしなければなりませんね

ご家族、指導者がお子さんに日頃どう伝えていたか、関わっていたか

ももちろん大事で、検証する必要はありますが

しかし

発達支援の中で様々なお子さんと関わってきた経験上言うなら

テンションが上がって突然走り出してしまうお子さん

は当然います

興奮状態だと

周囲の様子がみえなくなったり

声掛けの指示が入らなくなったり

日頃の関わりや指導ではどうにもならない突発的な行動も起こりうる特性がある

という視点が大人にあったかどうかも確認したいところです

これも一つの可能性です

小学6年生という高学年のお子さんがルールを

どう守れなかったのか

なぜ守れなかったのか

そこも気になるところではあります


地域の方向性として

①「高齢者とお子さんは離したほうがいいよね」

になるか

②「高齢者とお子さんは一緒の空間にいてもいいよね」

でやっていくかで議論の方向性も変わっていくのではないでしょうか

①の場合は今後、高齢者とお子さんが関わる場面

地域の運動会

お祭り

施設利用

種々のイベントでも「高齢者とぶつかることで起こる賠償責任」をベースにルール決めがなされるので自動的に分断が進むのではないでしょうか

今回この賠償に不満や言い知れぬ不安を抱いている方はきっと「こういう未来」を恐れているからだと思います

私もそうです

どっちかというと②のほうが子どもや高齢者を取り巻く環境としては合理的で気持ちのいい、理想的な環境なのではないでしょうか

この事件に対して②の方に調整できる大人がそこにいてほしいな と思うのです

2019年の事件で2024年現在、学校や市、町の状況はどうなっているか…気になるばかりです

以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
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