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憧れのニ拠点生活

都心での仕事中心の生活はどうにも疲れる。年齢の影響もあるだろう。若い頃は職場からできるだけ近いところに住みたいた思っていた。家から歩いて行けるところに洒落たBarやBistroなども欲しかった。

コロナ禍もあって「ニ拠点生活」等という言葉を聞くようになった。それまでは特別に恵まれた人のための生活様式だと思っていたが、近年ではそうでもないらしい。何しろ僕の親しい友人がこの「ニ拠点生活」を始めた。ごく普通の男だ。特別に恵まれているようには見えない。

ニ拠点は、都心と田舎。これが基本だろう。しかし田舎も本物の田舎すぎると、昔からある別荘と同じく、結局行かなくなってしまい、生活拠点ではなくなる。適度が大事だ。バランス。

都心からの距離、時間、田舎とはいえ生活しやすさ、それでものどかな景色、そして穏やかな気候等など。理想を言うときりがない。

最近は僕も「ニ拠点生活」に憧れる。少し足を延ばして出かけたときなど「ここはどうだろう」とその町の品定めを始める。いつかは実現、ニ拠点生活。

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