ヒッチハイク日本一周の動機と旅を終えての感想
2024/1/14〜2/17の35日間のヒッチハイク日本一周が無事終了しました。
綺麗に日本一周出来ていないことや、100%ヒッチハイクと徒歩だけで達成、というわけには行きませんでしたが、約1ヶ月という期限を設けていた上で、自分の目標をここまで形に出来たことに、皆さんへの感謝の気持ちが止まりません。
文章下手で、伝わりにくいかも知れないし、少し長くなりますが、旅に出た経緯や、この旅を終えた僕の今の思い伝えさせて下さい。
この旅に出る数ヶ月前の僕を人生グラフで表すと、僕の人生の中でも1位2位を争うほどグラフが落ち込んでいました。本当に色んなことがことごとく上手く行かず、心身がボロボロでした。そんな日常を、周りの人たちに支えられながら生きていました。
そんな、学生から社会人となる節目でもあった時期、僕は今まで漠然と描いていた理想と、現実のギャップに、日々モヤモヤしていました。
その自分の中のモヤモヤは絶対に無視したくなかったので、理想の自分に少しでも近づく為、読書をしたり、人に会ったり、自己理解をしました。
その中で僕は、実際に行動に移し、挑戦出来ていない自分に気づきました。要領の悪い僕が、小手先で知識をかき集めたところで、たいしたことにならない。これからはインプットではなく、アウトプットしていこう。と、その時決めました。
でも、自分の仕事にしたいことや、世の中に求められていることを探し出すなんて、僕からしたら、とても難題でした。
あんまり人がやったことないこと、自分がワクワクすること、色んな人と関わること、自分の価値観を再確認したい、色んな価値観を知りたい、期限は1ヶ月間、他にも色んな条件をまとめ、挑戦に選んだのが、「ヒッチハイク日本一周」でした。
さて、ヒッチハイク日本一周を終え、地元に帰ると1番聞かれるのが、何を学べた?とか、そういう質問でした。
正直、まだこの挑戦で得られたことを自分の中で消化しきれていません。
ですが僕自身、1番印象に残っているのは、出発初日かもしれません。
淡々とすぎる日常に埋もれそうになりながら、周りの人からしたらちょっと変わった目標を、出発のその日まで持ち続け、ついに挑戦の第一歩を歩めたこと、自分の中ではすごく大きな第一歩だったし、とてもエネルギーがいることでした。
この旅の可能性を信じる自分と、単純にやっぱりやめとこうと思う自分。出発の日の朝まで両方の自分が争っていました。
旅中、本当に沢山の優しさに触れ、素敵な出会いをさせて頂く度にやってくる「恐怖感」がありました。
ヒッチハイク日本一周。やったこともないのに、得体の知れない恐怖感から逃げ、もし自分がこの挑戦をしていなかったら… 素敵な出会いや、感情、景色、体験にも出会えていない。そう思うと、本当に挑戦して良かったと感じました。
「挑戦する怖さより、挑戦していなかった自分を想像する方が怖い。」
そう思えるほど、本当に素敵な挑戦だった。
出会った皆さんのおかげでそう思えています。
もちろん、キツくて、今まで感じたことのない孤独や恐怖に出会ったこともあったけれど、この旅中、純度の増した感情で感じた思い出たちは、なににもかえがたいです。
これからも、自分の中のモヤモヤは無視しないで生きていきたい。
「人目を気にしないで、泥臭くても人間味のある人でいたい。」そう思っています。
皆さんの応援、本当に原動力になっていました。
本当にありがとうございました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。