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ゴールデンウィーク最終日の実話


私はとあるコンビニの店員をしている者です。
連休も最終日…非常に変わったお客様が現れました。
あんまりびっくりして、普段被っているネコがすべて脱げたくらいです。
時刻は午後三時少し過ぎ。私はドロアー(レジですね)内の千円札を数えてまとめていました。
あんまり溜まったら、預金する為にです。
お客様が来たので、私は接客の構えにつきました。
もちろん、お金はしまいました。と、そのお客様が言ったのです「なんだ?そのお金、オレにくれるんじゃないの?」
<…は?何言ってんだ、こいつ?>という言葉がコンマ何秒のうちに脳裏をよぎりました。私はシカトを決め込んで、レジ打ちを始めました。と、そのお客様は「あぁ、ま、いいや」などとぼそぼそ言っていたのですが…何だったんだろう…?
いままでにも変わったお客様はいましたが、今日のお客様は斜め上過ぎて、困惑しました。
結局、普通にお会計して去って行ったのですが…。
世の中には変わった人がいるな、としみじみ思いました。

#創作大賞2023 #エッセイ部門

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