桐原まどか

はじめまして。素人ですが、宜しくお願いします。

桐原まどか

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最近の記事

詩・悪食

あれもこれも食い散らかして、残ったのは骨だけ 満足した? するわよね? 満たされない? 可哀想に… 死ぬまで食べ続けるのね 食事を 情報を 夢を 希望を 絶望を もっと もっと もっと 欲しがり続けて いつかパンクして おしまいね

    • 一万回目の召喚

      現れた悪魔は、ほとほと呆れた、というように言った。 「悪魔のアタシが言うのもなんだけどさ…ここまで他力本願なのも凄いよね…こんだけ召喚魔法使うチカラあるなら、魔王倒せるんじゃない?」 しかし、その言葉を誰も聞いていなかった…。ただ、現れたのが聖女や勇者ではない事を嘆く声のみが、礼拝堂に響いていた…。

      • 詩・ゴミ箱

        何もかも 捨ててしまえればいいのに! しがらみも労働も 交友関係も …明日すら、捨ててしまいたい そんな思いを日々、ゴミ箱に 捨ててきた ありがとう、ごめんね、 ゴミ箱

        • 止まない雨はない

          いま、降ってる、この雨が耐えられないの。 冷たくて、寒くて、風邪ひきそうな、いま、降ってる、この雨が嫌なの。

          詩・ゆらゆら

          夢を見た。 影の夢。 秋の夕暮れ、伸びる影が揺れている。 ゆらゆら、ゆらゆら... そのまま、私ごと、風に飛ばされればいい、と思った。

          詩・ゆらゆら

          詩・誰も知らない

          誰も知らない 誰も知らない 誰も知らない わたし、泣かないんじゃないの 泣けなくなったの 誰も知ろうとしない 誰も知ろうとしない 誰も知ろうとしない わたし、笑ってるんじゃないの 笑ってるふりするしかなくなったの 甘え? 自己憐憫? 何とでも言って わたしはからっぽ わたしはからっぽ わたしはからっぽ からっぽのわたしは誰にも見つけられずに朽ちていくの 叶うなら 月のない夜に 星々の海に飛び込みたいわ 眩しい闇に溶けて 無になればいい 誰も知らない わたしのホントの望

          詩・誰も知らない

          詩・ふんわり

          あぁ、なんて、幸せ! 幸せな気持ちは、ふんわりしてる。 ふわふわしてて、とっても気持ちがいいの。 綿菓子みたいな 夏の日の雲みたいな 人間 全部が この気持ちになったら 争い事とか無くなると思うな!

          詩・ふんわり

          〈時間〉とは、作るものらしい…

          〈時間〉とは、作るものらしい…

          詩・破損

          ―あぁ、こりゃ、ひどい ―ここも、ここも、ここも、あそこもだ、壊れてる ―我々に出来るのは応急処置であって、完全な治癒は、もう、本人次第なんですよね... ―はい、薬つけて、包帯巻いときましたからね ―あぁ、傷口に触らないでください、 触りたくなる気持ちはわかりますが...治りが悪くなります ―この〈心〉ってやつはね、完全に壊れて、初めて周囲に認知されるから厄介なんですよね ―これ以上、傷が増えませんように お大事に

          詩・フィクション

          人生がすべて そうだったらいいのに そうすれば この痛みも この悲しみも なかったことに出来る 出来るから

          詩・フィクション

          詩・飛ぶ

          蝶が一頭、飛んでいく 冬から逃れる為か… 誰かの魂を運んでいるのか… その軌跡をわたしは静かに見送った

          詩・夜に溶ける

          光が常に正しい訳じゃない 闇には闇の癒しが存在する 呼吸を忘れた街が 息を吹き返す真夜中 私たちは手を取り合って走り抜けたね 月明かりの届かない闇の底へ 誰の手も届かない闇の底へ そうして 次の夜まで眠ったね 夢も見ずに眠ったね 二人の身体が溶けるような闇の底

          詩・夜に溶ける

          詩・それすらも

          世の中、全部、才能よ? 努力もね? 〈継続は力なり〉っていうじゃない? それすらも才能

          詩・それすらも

          詩・真理

          人は知らない地獄より 見知ってる地獄を選ぶ どちらも地獄なのは変わらないのに

          詩・消しゴム

          好きなものを消せるとしたら、どうしよう? 現実? 誰かの夢? この世界の憂鬱? それとも… あなたに委ねるわ 好きに使ってちょうだい

          詩・消しゴム

          詩・夏の朝

          日傘で上昇気流に乗って、飛べそうな、夏の朝 熱を孕んだ風に負けないようにしなくちゃね そんな夢見がちな、夏の朝 今日も暑い一日が始まる

          詩・夏の朝