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タロットと哲学と瞑想と〜最近の私の楽しみ方〜

タロットカードの展開が最近の日課です。
時にルノルマンカードやオラクルなどを用いることもありますが、基本的な柱としてタロットカードを好んでます。

思い起こせば、中学のころに澁澤龍彦や種村季弘の著作でタロットの存在に出会ったのが発端でしょうか。

或いは、「パタリロ!」を代表作に持つ魔夜峰央の初期作品にタロットを題材したものがあり、その影響もあるのかもしれません。

さて、タロットカードに関してですが、人それぞれの楽しみ方があるかと存じ上げます。

一般的には占い的な要素を求める傾向にあるかと思われますが、私の場合は少しばかり毛色が違っているかもしれません。

端的に言うならば、インスピレーションがコンコンと湧き出てきて、この湧き出て来たものを整理するためのツールとしてカード類を用いる感じでしょうか。

およそ世の中には、《目に見えるもの》《目に見えないもの》とがあり、ほとんどの方が《目に見えるもの》にこだわり続けていると考えられますが、実は、その裏側には《目に見えないもの》が潜んでいるのです。

哲学の用語を用いるなら、現象本質ということになります。

現象とは、外的に変化しているものを人間の脳髄が認識・分析したもの。

本質とは、存在するものの根っこにあるもの、或いは、存在するもののを、それたらしめる性質のこと。

哲学史の本を紐解きますと、
まずこの現象本質という対立概念に
ぶつかることになります。

歴代の名だたる思想家たちは、
どちらが先に生ずるかを
それぞれの手法で解き明かそうとし、
それぞれの結論を著書に示しております。

では、
この現象本質の対立概念が、
どのようにタロットに結びつくのでしょうか。

初心者向けの占いの本には、それぞれのカードに意味を持たせ、スプレッド(展開)によって運命を読み解くような感じで説明がなされているかと存じ上げます。

もちろん、このようなカードプレイが一般的なものであり、それ自体を否定するつもりはありません。

ただ、上記に示しました哲学の概念を占いに加味することにより、一層深い層にアクセスすることが可能になってくるわけです。

一般的な占いにおきましては、
目の前に起こっている現象
時間軸と人間心理に照らし合わせて、
この先起こり得るであろう
運命・未来を読み解いていきます。

これに対して
哲学と呼ばれる概念は、
本質を読み解くことを
目的にしている部分がありまして、

目の前に起こっている現象とは
分けて考えていくわけです。

すなわち、
人間の根っこの部分に着目し、
その人が生来持っている性分に基軸を置きながら
起こり得る現象とどのような形でリンクしていくかを読み解いていくわけですね。


時に、カードプレイをしていますと、
カードに描かれている絵柄が、
自ら動き出すことがあります。

さながら映画や演劇を見ているかのごとく、
それぞれのキャラクターに生命が吹き込まれ、
それぞれ行動し出すのです。

しかも、
スプレッドされたカードが
それぞれリンクしあって、
一つのストーリーをかもし出すわけです。

よくYouTubeなどでも、
カードと対話されている方がいらっしゃしますが、
そんな感じですかね。

私の場合で言いますと、
カードたちが作り出すストーリーをもとに
自分自身の心の内奥にアクセスしております。

瞑想やアファメーションによって
自己の無意識層にアクセスする手法に似ているかもしてませんね。

ですので、
他者の運命を読み解くというよりは、
自己の探求に
タロットやルノルマンを用いている感じです。

タロットと哲学と瞑想と。
それが、私の楽しみ方です(⁠•⁠‿⁠•⁠)



そういえば、以前はnoteの連続投稿にハマってましたが、ここ2ヶ月くらい投稿してませんでしたね。

みなさんお久しぶりです。
仕事の忙しさも相まって、
note自体にアクセスしておりませんでした。

今月に入ってから少しばかり余裕ができましたので、少しずつnoteの記事を楽しんでおりました。

以前から応援していたクリエイターさんたちも、
連続投稿にいそしんでらっしゃるみたいで、
頭が下がる思いです。

みなさんスゴイですね(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!

こんな私ですが、
もしよろしければまた交流してくださいね。
それではまた。

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