【子育て】ちょっと 待ってて
「ちょっと 待ってて」と、子供に言ったことはありませんか?
大人は、子供をその場に留めていたい時に、「ちょっと 待ってて」と言いますよね。
でも、ちょっと待たせた後に戻ってきて、子供が思ったように待っていなくて、
「待っててって 言ったでしょ!?」
と、なったことは、ないでしょうか?
それは、「待ってて」の言葉に秘密があります。「待つ」行為の視点を、大人から子供に移動してみましょう。すると、「待ってて」は、「何もしないでここにいる」となり、形のない状態を伝えられているのです。
そもそも、子供が何もしないでその場にいることは不可能です。つまり、大人は不可能なことを子供に求めているのです。
子供に「待って」ほしい時は、
「このおもちゃで遊んでいてね。」
「このテレビを見ててね」
と、形のある行為を伝えましょう。
子供が思ったように聞いてくれないくて悩む要因は、実は大人の言葉選びにあることが多いのです。
子供にかけている言葉を子供の視点から見てみると、子育てが楽になるかもしれません。