生にしがみつく?
師走の慌ただしい(?)中、お友達が遊びに来てくれました。
お友達は保育士さんでフル勤務なので忙しく、会うのは半年ぶりです。
半年会わないと、積もる話もありまして(笑)
昼間に沢山喋ると夕方から徐々に苦しくなるのですが、もとはお喋り好きな私なのでついつい話し込んでしましました😄
話の中でかなりビックリというか、あり得ないというか…
誰か止めてあげればいいのに!!と思うような話があったので
以下、会話形式で書きたいと思います。
友:実はさ、義父に胃がんが見つかって。
私:へぇ…ステージは??
友:初期も初期!でも範囲が広いらしく、胃全摘手術するって。
私:・・・・・・・・・・義父さんいくつやった?
友:う~ん…80は過ぎとるな。
私:・・・・・・・・・・その歳で全摘手術するの?
友:年明けにするらしい。全摘したら食事も5~6回に分けて
食べたりせなアカンのやって。
私:・・・・・・・・・・それ、誰が準備するん?
友:さぁ…義母がするんと違うかなぁ?
私:いや…80過ぎて全摘して食べるのも不自由になるくらいやったら
手術せんと残りの人生、好きなもの食べれた方がええんとちゃうん?
初期の初期なんやろ?ましてや80年以上生きたんやったらもう
ええやん。
友:手術してもっと生きたいらしい…
私:いやいや…それ、誰も止めへんの?私やったら自分の親がそんな手術
する言うたら思いっきり止めるで!ええ歳して阿呆ちゃうん!って。
もうそこまで生きれとるんやし、不自由になるより残りの人生好きに 生きた方が絶対ええって。義両親にでも同じこと言えるで。
友:私は言えやんわ…アクアちゃんは強いでなぁ。
とまぁ、こんな会話でした。他所の家の事なので私がとやかく言える立場ではありませんし、言うつもりもありませんが…この国の医療に関しては物申したい!!
まず、胃全摘手術したら長生きできるのか?
後期高齢者だ。多分だが治療費の自己負担も少なく、現役世代が納めている社会保険料から支払われるのであろう。手術でどれだけの寿命を延ばせるのか知らないがそもそも高齢だ。そこまでして寿命を延ばす必要があるのか?
というか延びるのか?全摘手術の負担で短くなることだってある気がする。
それにだ、1日5食とか6食とか…全摘した方に知り合いはいないので分からないが、今まで通りなんでも食べていいのか?そんなわけないよね。
じゃあその食事の用意は誰がするんだ?
病院側はそういった術後の事情も踏まえて手術を推奨してるのだろうか?
いい加減、年代に応じた医療提供を考える時ではなかろうか?
北欧(だったと思う)では75歳過ぎたら積極的治療はしないと聞いたことがある。もちろん、緩和ケアはしてもらえる。それでいいのではないか?
私は50代だが既に治療(投薬)は拒否、緩和ケアだけをお願いしてる。完治しない病なのだから無駄な延命は不要。出来ることなら呼吸苦になる前に安楽死したいくらいだ。
人間は不老不死ではない。だからこそ早いうちから人生の終い方を考え、家族に意向を伝えておく事がこれからは重要になってくる気がする。
この世へ未練タラタラせずに、潔くあの世へ逝きましょうよ😄