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農協支所と納経供養塔

 久料の集落の手前で道は旧道と新道に分かれ集落を過ぎるとまた一本になる。旧道は陸側を走り集落の中心を通るが新県道は海沿いを走り集落の前庭みたいな所を通る。ここは戦後の埋立地で海側は漁港、陸側は公園などの公共空間となっている。旧道を行くと川があり道より引っ込んだところに西浦農協久料支所の建物がある。といっても西浦農協はJAなんすんに統合されてから平沢に集約されたので集会所に近く、見た感じでは空き家であった。建物の前にもう1本の道があって2本の道の間は舗装された広場になっており集落の中心になっている。しかし江梨にあるよろず屋のような店はないようである。
 農協前の道を行くと丘を登る農道となり防災倉庫の裏に旧い墓石の並ぶ墓地がある。おそらく新規に埋葬されることがない墓地だが手入れは行き届いていて例のごとく樒のみが飾られている。そしてその上にまた墓地がありこちらは新しい墓石が並ぶ。ここら辺は江梨に比べて開放的なのか道に柵をするのではなく農地側に電気わなを張りめぐらせて動物や人の侵入を防いでいる。なるたけ海側の丘を歩きたいので二つ目の墓地の手前から東へ折れて登りつめると納経供養塔がある。古いものらしく途中でぽきりと折れて上の方を下の方に立て架けるようにしている。ここら辺は見晴しが良いが途中に谷があるので降りたり登ったりの道である。谷筋の道を海へ向かうと足保の海水浴場に出るが、さらに進むと足保の普門山裏の墓地に出る。ここも見晴しに優れるがまた集落に降りる道で、集落にはやや古い住宅が並び、3階建ての木造住宅もある。集落を抜けて海に出ると昭和末に整備された西浦漁港があるが、内浦や静浦にあるような大きな製氷工場も無く、大柄な堤防のあるこのエリアは持て余されているようだ。
 足保にも農協支所があって建物の形は久料のものと似ているが雰囲気が全く違っていた。

旧道…なまこ壁と農協支所と火の見櫓
農協支所の電話は9番
久料の集落俯瞰
高台に立つ供養塔
足保の集落
3階建ての木造民家
県道の左手は西浦漁港
久料支所と違う雰囲気の足保支所


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